In situ Apoptosis Detection Kit

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Q1 アポトーシス細胞の染色が弱いのですが。
A1
  1. 立体障害により反応試薬が十分組織や細胞に浸透していない可能性があります。
    組織や細胞中に酵素反応液がよく浸透するようProteinase KやPermeabilisation Bufferの処理時間の検討をして下さい。
  2. 酵素反応時間を長めに設定してください。
  3. 抗体反応時間を延長するか、または発色基質の反応時間を延長してください。
Q2 非アポトーシス細胞の染色が観られるのですが。
A2 非特異的結合が起こっている可能性があります。洗浄の回数を増やすか洗浄バッファー中にBSAやスキムミルク等のブロッキング試薬を添加してください。
Q3 光学顕微鏡で観察する際、メチルグリーン染色は必ず必要ですか?ヘマトキシリン染色でも可能ですか?
A3 メチルグリーン染色は、核染色を行います。核の大きさや位置がわからなければ、アポトーシス細胞が陽性かどうかの正しい判定が行えませんので、メチルグリーン染色を必ず行っていただくことをお勧めします。メチルグリーンは緑に染色されるので、DABにより茶色に染まるアポトーシス陽性細胞と対比がしやすくなります。 ヘマトキシリンでも可能ですが、ヘマトキシリンは青紫色~紺色に染色されるので、濃くそまるとDAB染色と対比が難しくなります。

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