Transgene Detection Primer Set for Real Time (Mouse)
使用法
Transgene Detection Primer Set for Real Time (Mouse)(製品コード 3788)
- ゲノムDNAの抽出
マウス尾の先端などを材料としてゲノムDNAを抽出する。正確な定量を行うには、NucleoSpin Tissue等のカラム精製法、あるいはフェノール/ クロロホルム抽出法を利用して高純度のゲノムDNAを調製することを推奨する。導入遺伝子の有無の判定の場合は、簡易的な方法で抽出したゲノムDNAも使用可能である。
- リアルタイムPCR
まず、プライマー以外のマスターミックスを調製し、各々のチューブに分注します。最後に各プライマーを添加する。この手順で反応液を調製すると、鋳型分注量の誤差によるバラツキを最小限に抑え、安定した結果を得ることができる。
- <リアルタイムPCR反応例>
- 使用試薬 : TB Green Premix Ex Taq II (Tli RNaseH Plus)
- リアルタイム PCR装置 : Thermal Cycler Dice Real Time System II:終売
1)下記に示すPCR反応液を調製する。本製品に含まれる6種類のプライマー対を全種類使用する場合は、プライマー以外のコンポーネントで7反応分のマスターミックスを調製し、20 μlずつ分注後、各プライマー対 5 μlを添加するとよい。
| < 1 反応分 > | < 7 反応分 > |
TB Green Premix Ex Taq II(2×) | 12.5 μl | 87.5 μl |
Primer mix(2 μM each) | 5 μl | - |
ゲノムDNA* | 2 μl | 14 μl |
滅菌精製水 | 5.5 μl | 38.5 μl |
total | 25 μl | |
* ゲノムDNAの添加量が多すぎると、インターカレーター(TB Green)のバックグラウンドが高くなることがあります。その場合には、ゲノムDNA量を1/10程度あるいは10~20 ngに減らしてください。
2)リアルタイムPCR反応を行う。
95℃ |
1分 |
(初期変性) |
95℃ |
5秒 |
┓ |
40サイクル |
60℃ |
30秒 |
┛ |
融解曲線分析 |
* PCR反応の条件は、TB Green Premix Ex Taq IIの標準条件に従ってください。
初期変性の時間は、1分に変更してください。
Transgene Detection Primer Set for Real Time (Mouse)