実験例：遺伝子発現プロファイルの解析
CellAmp® Direct RNA Prep Kit for One Step RT-PCR (Real Time)（製品コード 3731）
[ 方法 ]
24ウェルプレートにHeLa細胞を1×104、1×103、1×102 cells/wellで播種し、72時間培養した後にプロトコールに従ってライセート200 μlを調製した。ライセート各2 μlを鋳型サンプルとして、8種類の遺伝子をターゲットに1ステップリアルタイムRT-PCRで遺伝子発現解析を行った。実験のコントロールとしてFastPure RNA Kitにより精製したtotal RNA（100 ng）を用い、同様に遺伝子発現解析を行った。
[ 結果 ]
細胞数を変えて8種類の遺伝子をターゲットに遺伝子発現解析を行ったところ、どの細胞数からも高純度に精製されたRNAを用いた場合と同等の安定した遺伝子発現のプロファイルを得ることができた。
8種類の遺伝子をターゲットにした遺伝子発現解析の結果
8種類の遺伝子をターゲットにした遺伝子発現解析の結果
CellAmp™ Direct RNA Prep Kit for One Step RT-PCR (Real Time)
