Osteocalcin EIA Kit (for Rat)

培養細胞上清中のGla 型オステオカルシンモニタリング例
Rat Gla-Osteocalcin High Sensitive EIA Kit(製品コード MK126)

4週令ラット骨髄細胞(SDラットオス由来(製品コード MK433:販売終了))の自然分化細胞と、骨芽誘導試薬を添加し、強制分化培養を行った骨髄由来細胞の培養上清中に産生されるGla型オステオカルシン量を本キットを用いて測定を行った。タンパク質側からのモニタリングを補強する目的で、サンプリング時に培養細胞からトータルRNAの調製を行い、インターカレーター法のリアルタイムPCRによるmRNAレベルでの発現モニタリングも3種の遺伝子に対して同時に行った(ALP:アルカリホスファターゼ、Bglap2:Bone Gla Protein = Osteocalcin、col1a1:I 型コラーゲンα1鎖)。

各分化ステージにサンプリングした培養上清は、ウシ胎児血清(ウシ由来オステオカルシン)含有物であったが、固相抗体がラットオステオカルシン特異的であるため、そのままダイレクトに本キットで原液測定を行うことができた。
原液測定結果
使用試薬:TB Green Premix Ex Taq II (Perfect Real Time)
装置:Thermal Cycler Dice Real Time System
プライマー:Perfect Real Time サポートシステムのプライマーを使用(col1a1 を除く)。
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測定サンプル一覧 Realtime Assay
mRNA
相対定量値
EIA
培養上清
(ng/ml)
stage     Alp 1 Bglap 2 Col 1a1 Rat Gla-OC
1 BM4W day4 骨髄細胞の培養 4日目 0.0006   0.007 0.000
2 BM4W OB-S1 骨髄細胞の培養 10日目(自然分化) 0.009 0.0005 0.19 0.000
3 BM4W OB-L1 骨髄細胞の培養 9日後 + 骨芽誘導 7日目 0.012 0.011 0.044 0.000
4 BM4W OB-L2 骨髄細胞の培養 9日後 + 骨芽誘導 10日目 0.023 0.063 0.032 0.189
5 BM4W OB-L3 骨髄細胞の培養 9日後 + 骨芽誘導 12日目 0.1 0.4 0.092 0.692
6 BM4W OB-L4 骨髄細胞の培養 3日後 + 骨芽誘導 13日目 1.0 1.0 1.0 33.6

アルカリ性ホスファターゼ染色結果


Stage 1(培養 4日目)

Stage 5(骨芽誘導 10日目)

アルカリ性ホスファターゼ染色には、TRACP & ALP double-stain Kit(製品コード MK300)を使用した。

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