試薬 | 使用量 | 最終濃度 | |
---|---|---|---|
TB Green Premix Ex Taq(2×) | 10 μl | 1× | |
PCR Forward Primer(10 μM) | 0.4 μl | 0.2 μM | *1 |
PCR Reverse Primer(10 μM) | 0.4 μl | 0.2 μM | *1 |
template(<100 ng)*2 | 2 μl | ||
滅菌精製水 | 7.2 μl | ||
total | 20 μl |
*1 最終primer濃度は0.2 μMで良い結果が得られる場合が多いが、反応性に問題があるときは0.1~1.0 μMの範囲 で最適な濃度を検討すると良い。
*2 template溶液中に存在するターゲットのコピー数により異なる。段階希釈して適当な添加量を検討する。 DNA template 100 ng以下を用いることが望ましい。また、RT-PCRでcDNA(RT反応液)をtemplateとして添加する場合は、添加量をPCR反応液容量の 10%以下とする。
Stage 1:初期変性 | |
95℃、30秒 | 20℃/秒 |
1サイクル | |
Stage 2:PCR反応 | |
95℃、5秒 | 20℃/秒 |
60℃、20秒 | 20℃/秒 |
40サイクル | |
Stage 3:融解曲線分析 | |
95℃、0秒 | 20℃/秒 |
65℃、15秒 | 20℃/秒 |
95℃、0秒 | 0.1℃/秒 |
※使用上の注意
本製品に使用しているTaKaRa Ex Taq HSはポリメラーゼ活性を抑制する抗Taq抗体を利用したホットスタートPCR用酵素です。他社の化学修飾タイプ
のホットスタートPCR酵素で必要なPCR反応前の95℃(5~)15分の活性化ステップは行わないでください。必要以上の熱処理を加えると酵素活性が低下し、
増幅効率、定量精度に影響を及ぼす傾向があります。
PCR反応前に鋳型の初期変性を行う場合でも、通常95℃ 30秒で充分です。