試薬 | 使用量 | 最終濃度 | ||
---|---|---|---|---|
TB Green Premix Ex Taq II(2×) | 10 μl | 1× | ||
PCR Forward Primer(10 μM) | 0.8 μl | 0.4 μM | *1 | |
PCR Reverse Primer(10 μM) | 0.8 μl | 0.4 μM | *1 | |
template(<100 ng)*2 | 2 μl | |||
滅菌精製水 | 6.4 μl | |||
total | 20 μl |
*1 最終primer濃度は0.4 μMで良い結果が得られる場合が多いが、反応性に問題があるときは 0.2~1.0 μMの範囲で最適な濃度を検討すると良い。
*2 template溶液中に存在するターゲットのコピー数により異なる。 段階希釈して適当な添加量を検討する。DNA template 100 ng以下を用いることが望ましい。また、RT-PCRでcDNA(RT反応液)をtemplateとして 添加する場合は、添加量をPCR反応液容量の10%以下とする。
※使用上の注意
本製品に使用しているTaKaRa Ex Taq HSはポリメラーゼ活性を抑制する抗Taq抗体を利用したホットスタートPCR用酵素です。
他社の化学修飾タイプのホットスタートPCR酵素で必要なPCR反応前の95℃(5~)15分の活性化ステップは行わないでください。
必要以上の熱処理を加えると酵素活性が低下し、増幅効率、定量精度に影響を及ぼす傾向があります。
PCR反応前に鋳型の初期変性を行う場合でも、通常95℃ 30秒で充分です。