1. 血液サンプルの溶解 |
| 血液200 μl*1とProteinase K溶液*2 25 μlを、マイクロチューブ(1.5 ml:各自で用意)に加える。
Buffer BQ1 200 μlを加え激しくボルテックスする(10~20秒)。
注意:このステップで激しくボルテックスすることが、高純度、高収量のDNAを得るために重要です。
70℃で15分間、インキュベートする。
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2. エタノールの添加 |
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エタノール(96~100%)200 μlを添加し、よく混合する。 |
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3. カラムへの吸着 | |
NucleoSpin Blood ColumnをCollection Tubeにセットする。 2の溶液をカラムに添加し、11,000×g、1分間遠心する。 |
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※遠心後、サンプルがカラムに残っている場合、遠心回転数をあげて(15,000×g未満)、遠心を繰り返す。
ろ液、コレクションチューブを捨てる。 |
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4. メンブレンの洗浄 |
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NucleoSpin Blood Columnを新しいCollection Tube(2 ml)にセットする。
Buffer BQ2*3 350 μlをカラムに添加し、11,000×gで3分間遠心する。
ろ液、コレクションチューブを捨てる。 | |
(オプション:2回目の洗浄)
Buffer BQ2*3 200 μlを新しいCollection Tube(2 ml)(各自で用意)に添加し、11,000×gで1分間遠心する。
ろ液、コレクションチューブを捨てる。
※このステップは、精製したDNAを用いて非常に精度の高いPCRを行う時などにお勧めする。
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5. メンブレンの乾燥 |
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(メンブレンの乾燥は、4.のステップの遠心(11,000×gで3分間遠心)で行われるため、新たなステップは必要ない。) |
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6. DNAの溶出 |
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カラムをマイクロチューブ(1.5 ml:各自で用意)にセットする。
70℃に温めたBuffer BE 50 μlをシリカメンブレンの中央へ添加し、室温で1分間インキュベートした後、11,000×gで1分間遠心する。 |
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溶出したDNAは4℃、長期保存の場合は、-20℃で保存する。(凍結融解はできるだけ繰り返さない。)
Buffer BEの組成:5 mM Tris-HCl、pH8.5 |
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