Alpha Fetoprotein(AFP)およびAlbuminはそれぞれ初期肝細胞マーカー、初期~成熟肝細胞分化マーカーとして知られている。AFPとAlbuminの各抗体を用いて検出することで、肝細胞分化の状態をモニタリングすることができる。
サンプル | :肝分化誘導day3、day7、day15の細胞 |
細胞固定 | :4% パラホルムアルデヒド |
浸透化 | :0.1% TritonX-100/PBS |
一次抗体濃度 | :2 μg/ml |
検出 | :Alexa488 Anti-Mouse IgG |
図.肝分化誘導過程におけるAFPおよびAlbumin発現量の継時変化
肝細胞誘導3日目ではAFPもAlbuminも発現がみられず、7日目ではAFPのみ発現が確認できた。誘導15日目にはAFPだけでなく、Albuminも発現がみられた。