試薬の準備 |
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rDNase溶液*1,Buffer MW2*2が添付の英文説明書に従って調製、希釈されていることを確認する。
Buffer MLFに沈殿が生じていないことを確認する*3。
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1.サンプルの準備 |
| ホルマリン固定パラフィン包埋切片*4を用意し、1.5 mlのマイクロチューブ(各自で用意)に入れる。
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2. 脱パラフィン処理 |
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1 mlのParaffin Dissolverを添加し、56℃で5分保温する。
すぐにVortexで激しく混合し、パラフィンを完全に溶解する。 | |
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16,000×gで2分間遠心する。
Buffer MLF*3 170 μlを添加する。絶対に混合しない。そのまま16,000×gで2分間遠心し、Paraffin Dissolver(上層)をピペットで取り除く。
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3. サンプルの溶解 |
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Method 3A
15 μlのProteinase Kを添加し、ピペッティングなどで緩やかに混合する。
56℃で15分間保温する*5。
Buffer MKA 15 μlを添加し、素早く混合する。
氷上で5分間静置した後、16,000×gで5分間遠心する。上清を別の1.5 mlマイクロチューブ(各自で用意)へ移し、80℃で正確に15分間保温する。(脱クロスリンク) |
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Method 3B
15 μlのProteinase Kを添加し、ピペッティングなどで緩やかに混合する。
56℃で90分間保温する*5。
Buffer MKA 15 μlを添加し、素早く混合する。
氷上で5分間静置した後、16,000×gで5分間遠心し、上清を別の1.5 mlマイクロチューブ(各自で用意)へ移す。
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4. Bufferの添加 |
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Buffer MX 500 μlを添加し、vortexで5秒間×2回混合する。
室温で1分間静置する。
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5. カラムへの吸着 |
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NucleoSpin RNA ColumnをCollection Tube(2 ml)にセットする。
4の溶液をカラムに添加し、16,000×g、15秒間遠心する。
ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
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6. メンブレンの洗浄 |
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1回目の洗浄
Buffer MW2*2 700 μlをカラムに添加し、16,000×gで15秒間遠心する。
ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
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2回目の洗浄
Buffer MW2*2 250 μl をカラムに添加し16,000×gで1分間遠心し、メンブレンを乾燥させる。
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7. DNase処理 (オプション) |
| rDNase溶液*1 50 μlを直接NucleoSpin RNA Columnのメンブレンに添加する。
室温で15分間保温する。
Buffer MX 100 μlをカラムに添加し、1分間室温で静置する。
16,000×gで15秒間遠心する。
ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
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1回目の洗浄
Buffer MW2*2 700 μlをカラムに添加し、16,000×gで15秒間遠心する。
ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。
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2回目の洗浄
Buffer MW2*2 250 μl をカラムに添加し、16,000×gで1分間遠心しメンブレンを乾燥させる。
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8. RNAの溶出 |
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NucleoSpin RNA Columnを新しいCollection Tube(1.5 ml)にセットする。
RNase-free H2O 30~50 μlをカラムのメンブレンに加え、室温で1分間静置する。
16,000×gで1分間遠心する。
溶出したRNA溶液は、-20℃または-70℃で保存する。
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