試薬の準備 |
| Buffer WB2*1が添付の英文説明書に従って調製、希釈されていることを確認する。 |
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1.サンプルの溶解 |
| 試料にBuffer LBP 350 μlを添加し、均一にホモジナイズして溶解する。試料はなるべく細かく破砕し、完全に溶解させることが望ましい。還元剤の添加は必要ない。 |
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2. ゲノムDNAの除去とライセートのろ過 |
| NucleoSpin gDNA Removal Column(黄色のリング)を2 ml Collection Tubeにセットする。1. のライセートをカラムに添加し、11,000×g、30秒間遠心する。カラムに液が残っている場合は再度遠心し、液を完全にろ過する。 | |
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3. 吸着条件の調整 |
| カラムを取り除き、ろ液にBinding Solution BS 100 μlを添加し、よく混合する(沈殿が生じる場合もあるが、スピンダウンは行わず、沈殿物もすべて4. のカラムに添加する)。 |
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4. カラムへの吸着 |
| NucleoSpin RNA Plus Column(水色のリング)を用意する。
3. の溶液をカラムに添加し、11,000×g、15秒間遠心する。ろ液を捨てた後、再び同じCollection Tubeにカラムをセットする。あるいは、新しいCollection Tube(2 ml:各自で用意)にセットしてもよい。 | |
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5. メンブレンの洗浄 |
| 1回目の洗浄
Buffer WB1 200 μlをカラムに添加し、11,000×gで15秒間遠心する。
カラムを新しいCollection Tube(2 ml)にセットする。 | |
2回目の洗浄
Buffer WB2*1 600 μl をカラムに添加し、11,000×gで15秒間遠心する。
ろ液を捨てた後、再び同じCollection Tubeにカラムをセットする。 | |
3回目の洗浄
Buffer WB2*1 250 μlをカラムに添加し、11,000×gで2分間遠心してカラムを乾燥させる。
カラムを新しいCollection Tube(1.5 ml)にセットする。 | |
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6. RNAの溶出*2 |
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RNase-free H2O 30 μlをカラムに加え、11,000×gで1分間遠心する。
再度RNase-free H2O 30 μlをカラムに加え、11,000×gで1分間遠心する。
溶出したRNA溶液は、-20℃または-70℃で保存する。 |
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