GLP安全性試験

蛍光強度を測定するキットを用いた軟寒天コロニー形成試験

【方法】
陽性対照:HeLa細胞、 陰性対照:MRC-5細胞
使用キット:CytoSelect 96-well Cell Transformation Assay(Soft Agar Colony Formation)、Cell Biolabs社製
HeLa細胞及びMRC-5細胞を軟寒天培地中播種し、1週間培養後、キットを用いて軟寒天及び細胞を溶解し、蛍光強度を測定しました。播種時と培養後の蛍光強度を比較し、足場依存性増殖能を評価しました。

【概略図】



【結果】
陽性対照であるHeLa細胞の1週間培養後(Day 7)の蛍光強度は、細胞数に依存した変化を示しました。また、播種時(Day 0)と比較して明らかな蛍光強度の増加が認められ、足場非依存性増殖能を有することが確認されました。
一方、陰性対照であるMRC-5細胞のDay 7の蛍光強度は、Day 0と比較しても低値であり、足場非依存性増殖能は認められませんでした。


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