試薬の調製 | Buffer B5*1が添付の英文説明書に従って調製、希釈されていることを確認する。 | |
1. | サンプルの準備 | 試料(~40 mg 湿重量)を余分の水分を拭い取ってからMN Bead Tube Type Dに入れる。 Buffer BE 100 μlを加える。 |
2. | サンプルの溶解 | Buffer LT 40 μlを添加し、さらにProteinase K 10 μlを加える。 Bead TubeをMN Bead Tube Holderにセットし、Vortex-Genie 2上で約20分間回転させて、試料を破砕する*2。 Bead Tubeを11,000×g、30秒間遠心する。 |
3. | Bufferの添加 | Buffer LT 600 μlをBead Tubeに加えて、vortexで3秒間混合する。 Bead Tubeを11,000×g、30秒間遠心する。 |
4. | カラムへの吸着 | NucleoSpin DNA Lipid Tissue ColumnをCollection Tubeにセットする。 3の上清500~600 μlをカラムに加え*3、11,000×g、30秒間遠心する。 ろ液を捨てた後、新しい2 mlのCollection Tubeにカラムをセットする。 |
5. | メンブレンの洗浄 | 1回目の洗浄 Buffer BW 500 μlをカラムに添加し、11,000×gで30秒間遠心する。 ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。 2回目の洗浄 Buffer B5 500 μlをカラムに添加し、11,000×gで30秒間遠心する。 ろ液を捨てた後、同じCollection Tubeにカラムをセットする。 |
6. | メンブレンの乾燥 | カラムをさらに11,000×gで30秒間遠心する。 カラムをCollection Tubeのろ液に触れないよう取り出す。 |
7. | DNAの溶出 | カラムをマイクロチューブ(1.5 ml:各自で用意)にセットする。 Buffer BE 100 μlを添加し、蓋を閉めて、1分間室温で放置する。 11,000×gで30秒間遠心し、DNAを溶出させる。 |