TaKaRa qPCR Norovirus (GI/GII) Typing Kit (1 Step) Ver.2

Norovirus (GI/GII) Positive Control DNA(製品コード RR251A)を用いた検量線の作成例

TaKaRa qPCR Norovirus (GI/GII) Typing Kit (1 Step) Ver.2(製品コードRR266A)において、Norovirus (GI/GII) Positive Control DNA(製品コード RR251A)の段階希釈液を用いて検量線を作成した例を以下に示す。

GIおよびGII Positive Control DNA 1~107コピーを鋳型としてN=3で反応を実施し、10~107コピーの範囲で検量線を作成した例を以下に示す。リアルタイムPCR装置にはThermal Cycler Dice® Real Time System III (Cy5) with PC(製品コードTP990)を使用した。

増幅曲線(左:GI、右:GII)
増幅曲線GI 増幅曲線GII

検量線(左:GI、右:GII)
検量線GI 検量線GII

Ct値の一覧(左:GI、右:GII)
Ct値の一覧GI Ct値の一覧GII

※本製品では、PCRの最初の5サイクルは蛍光検出Offで測定するため、Ct値の算出値は実際のサイクル数よりも5サイクル分ほど小さくなる。そこで、検量線のグラフおよびCt値の一覧は、Ct値の補正値(Ct算出値+5)で示している。


GI、GII共に10~107コピーの範囲で直線性の高い検量線を作成することができた。

  TaKaRa qPCR Norovirus (GI/GII) Typing Kit (1 Step) Ver.2