MightyAmp™ DNA Polymerase Ver.3

【ユーザー様実施例】マウスの遺伝子型判別

マウスの遺伝子型判別
電気泳動レーン情報
1:サイズマーカー
2:KO
3:ヘテロ
4:WT
5:WT
6:WT
7:KO
8:WT
9:KO

サンプル:マウスゲノムDNA
ターゲット名:wild type allele & knockout allele
増幅サイズ:WT=873 bp KO=570 bp

MightyAmpのPCR条件:
98℃ 10 sec. 
  
60℃ 15 sec.  27 cycles
68℃ 1 min.

結果:
マウスの遺伝子型判別のためのゲノムDNAを得るときにはマウス尾部をProteinase Kで溶解し、その溶解液をフェノール・クロロホルム処理し、エタノール沈殿をしています。フェノール・クロロホルム処理は遠心後の境界面のたんぱく質が見えなくなるまで数回繰り返していました。MightyAmpはクルードな試料でも増幅可能との評判だったので、Proteinase Kで溶解後のフェノール・クロロホルム処理を1回にしてみましたが、効率良く増幅しました。非特異的な増幅もなく、実験時間の短縮に役立ちました。

データご提供:
K大学 I先生

  MightyAmp™ DNA Polymerase Ver.3