ZenoParticle CH-100

ウイルス由来のタンパク質の免疫とその持続性

1)腹腔内への投与

腹腔内への投与
8週齢のメスBALB/cマウス(n=3)を抗原タンパク質(初回免疫 20 μg、2・3回免疫 10 μg)とZenoParticleを用いて腹腔内に投与した。投与は初回免疫2週後に2回目、5週後に3回目を実施した。初回免疫2週後と2回免疫2週後、3回免疫2・6・10・20・28・35週後に採血し、ELISA法に従って抗体価を測定した。
2回免疫2週後から抗体価の上昇が観察され、3回免疫2週後から35週後まで、抗体価の上昇が持続した。


2)筋肉への投与

筋肉への投与
8週齢のメスBALB/cマウス(n=5)を10 μg 抗原タンパク質とZenoParticleまたはAlumを用いて筋肉内に2週間隔で2回投与した。初回免疫2週後から経時的に採血し、ELISA法に従って抗体価を測定した。
2回免疫1週後で観察された抗体価の上昇は免疫24週後においても持続した。また、ZenoParticleはAlum以上の抗体価を示した。

  ZenoParticle CH-100