Takara IVTpro™ mRNA Synthesis System

IVTpro™と他社同タイプキットとのRNA合成収量比較

各社キットの推奨プロトコールに従い、CleanCap Reagent AG (3’ OMe) およびN1-メチルシュードUTPを含むIVT反応系でFLuc mRNAを合成しました。いずれも鋳型DNAとしてPositive Control Template(FLuc)を1 µg使用し、20 μl反応系でIVT反応を2時間行いました。

A. IVTで合成したFLuc mRNA収量比較(CleanCap使用、m1ΨラベルmRNA)
IVTproと他社同タイプキットとのRNA合成収量比較
B. Aで合成したmRNAのBioanalyzer電気泳動結果(1 ng electrophoresis)
IVTproと他社同タイプキットとのRNA合成収量比較

<結果>

A. Takara IVTpro T7 mRNA Synthesis Kit(製品コード 6144)のRNA合成収量は1反応あたり200 μg以上で、最も収量が多い結果となりました。
B. 得られたRNA産物 1 ngをBioanalyzerにて確認したところ、合成されたmRNAのqualityに差は認められませんでした。

比較に使用したN1-メチルシュードウリジン(m1Ψ)修飾mRNAの構造
mRNAの構造

  Takara IVTpro™ mRNA Synthesis System