インフルエンザウイルス遺伝子検出試薬

Easy Directシリーズ(RNA検出用)との反応性確認

<対象製品>
◎病原体関連遺伝子検出用プライマー・プローブ、陽性コントロール
Influenza virus Primer/Probe Mix(製品コード RC500A)
Influenza virus Positive Control RNA(製品コード RC600A)

Easy Directシリーズ
Directタイプ:One Step Easy Direct RT-qPCR Kit (Non-treatment)(製品コード RC805S/A)
室温処理タイプ:One Step Easy Direct RT-qPCR Kit (Non-heat-treatment)(製品コード RC801S/A)
熱処理タイプ:One Step Easy Direct RT-qPCR Kit (Heat-treatment) Ver.2(製品コード RC807S/A)

【方法】
Influenza virus Positive Control RNA 2 μlを鋳型として、Influenza virus Primer/Probe MixとEasy Directシリーズを組み合わせてリアルタイムPCRによる検出を行った。
精製核酸を用いた反応のため、Easy Directシリーズの取扱説明書に記載の前処理工程は実施していない。

【反応条件】
Thermal Cycler Dice Real Time System IV(製品コード TP1000)を使用して以下の条件でリアルタイムRT-PCR反応を実施した。
Directタイプ
90℃
60℃
95℃
60℃

3分
5分
5秒
30秒
45 cycles
室温処理タイプ/熱処理タイプ
52℃
95℃
95℃
60℃

5分
10秒
5秒
30秒
45 cycles

【結果】
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増幅曲線
陰性コントロールとしてRNase Free H2Oを添加した反応では増幅は見られず、陽性コントロールを添加した反応では良好な増幅が確認された。よってInfluenza virus Primer/Probe MixおよびInfluenza virus Positive Control RNAがEasy Directシリーズで使用可能であることが示された。

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