Easy Directシリーズ(DNA検出用)

ユーザー様実施例:動物糞便からのウイルス野生株とワクチン株の識別

対象製品:Easy Direct qPCR Kit (Heat-treatment) Ver.2(製品コード RC806A:以下、本製品)
目的:動物の糞便中に含まれるウイルスA遺伝子の有無を確認する。
検体種:動物の糞便
検出ターゲット・検出対象遺伝子:ウイルスAの野生株およびワクチン株
検出対象蛍光検出フィルター
野生株FAM
ワクチン株VIC

使用した装置:CFX Opus 96 Real-Time PCR System(Bio-Rad社)
方法
糞便懸濁液18 μlに、Easy Direct Solution 2 μlを加えて混合し、95℃で5分間熱処理を行った。得られた前処理済み検体を、リアルタイムPCR反応に供した。
なお、反応組成、反応条件は取扱説明書に準じ、一部条件を調整して実施した。

結果
精製核酸である各陽性コントロール(野生株、ワクチン株)はいずれも期待通り検出された。
さらに、糞便検体①および②の両方から、ウイルスAのワクチン株が検出されたことから、対象動物がワクチン接種済みであることが示唆された。
また、本製品を用いて糞便検体からのウイルスA遺伝子の検出が可能であることを確認した。 横にスクロールできます
サンプル情報検出ターゲット蛍光検出フィルターCt値
野生株陽性コントロール(精製核酸)野生株FAM12.10
ワクチン株VIC
ワクチン株陽性コントロール(精製核酸)野生株FAMND
ワクチン株VIC10.34
陰性コントロール(水)野生株FAMND
ワクチン株VICND
糞便検体①野生株FAM
ワクチン株VIC24.92
糞便検体②野生株FAM
ワクチン株VIC19.28
「ND」はCt値検出なし、「―」は指数増幅が確認されなかったことを示す。

野生株(FAM)
野生株(FAM)

ワクチン株(VIC)
ワクチン株(VIC)

製品に関するコメント
糞便からのDNA抽出・精製工程が省略できるため、全体の検査時間を約30分~1時間短縮することができた。

注意事項
本ページは、弊社製品の研究用途での実施例を紹介するものであり、ヒト、動物への医療、臨床診断を目的とするものではありません。
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