細胞・培地

PromoCell社 ヒト線維芽細胞 Q&A

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Q1 ヒト絨毛間葉系線維芽細胞(HVMF)(製品コード C-12390)はどこから単離されているか?
A1 ヒト絨毛間葉系線維芽細胞(HVMF)は胎盤の絨毛組織から単離しています。
Q2 大動脈外膜線維芽細胞(HAoAF)(製品コード C-12380)はどこから単離されているか?
A2 大動脈外膜線維芽細胞(HAoAF)は、外膜(大動脈の外層)から単離しています。線維芽細胞に特異的なCD90の発現によって線維芽細胞であることを確認しています。
Q3 肺線維芽細胞(HPF)(製品コード C-12360)は肺のどの部分から単離されているか?
A3 肺線維芽細胞(HPF)は末梢肺組織から単離しています。
Q4 自分で単離した皮膚線維芽細胞は30回継代できるのに、なぜPromoCell社の細胞は15回の分裂しか保証していないのか?
A4 PromoCell社の品質管理では線維芽細胞を含む細胞の15回の分裂を調べています。これは細胞が少なくとも15回の分裂できることを保証するためで、この時点から細胞がすぐに衰えることを意味しているわけではありません。
Q5 皮膚線維芽細胞(小児)(製品コード C-12300)の培養に、DMEM+10% FCSではなくFibroblast Growth Medium(製品コード C-23010)を用いる意味は?
A5 Fibroblast Growth Mediumは無血清培地のため、DMEM+10% FCSのようにロット差がありません。Fibroblast Growth Mediumは培養条件を標準化することができます。
Q6 成人由来線維芽細胞用の無血清培地はあるか?
A6 無血清のFibroblast Growth Medium(製品コード C-23010)は、小児用(10歳までのドナー由来)として販売しています。成人由来線維芽細胞にはFibroblast Growth Medium 2(製品コード C-23020)の使用を推奨しており、ヒトbFGFと2% FCSが含まれています。成人の線維芽細胞はFibroblast Growth Mediumでも培養できますが増殖速度が非常に遅くなります。