細胞生物学

細胞増殖能力測定 ―マウスT細胞系CTLL-2におけるヒトインターロイキン2(IL-2)の活性の測定―

■試薬
・培地;PRMI1640(10%非働化牛胎児血清(FCS)、2 mM L-グルタミン、1 mM ピルビン酸ナトリウム、1×非必須アミノ酸、50 mM 2-メルカプトエタノール 含有)
    任意でペニシリン/ストレプトマイシンまたはゲンタマイシンを加える。
・ヒトIL-2(10,000 U/ml, 5 μg/ml) 無菌状態のもの
・Premix WST-1

■方法
1. マイクロタイタープレートに、種々の濃度のIL-2(最終濃度0.005~25 ng/ml)を含む培地を100 μlずつ入れ、CTLL-2細胞を4×103 cells/wellの濃度でまく。
2. 37℃、5%CO2で48時間、細胞を培養する。
3. Premix WST-1を10 μl/well加えて、37℃、5%CO2で4時間、インキュベーションする。
4. 吸光度を測定する。

■結果

図1:ヒトIL-2存在下でのCTLL-2細胞の増殖能力測定