PCR

ダイレクトPCR例3:ヒト毛根

MightyAmp DNA Polymerase Ver.2(製品コード R071A/B)


染色体11番 Uncoding Region
  • 毛根(根元から2 mm)を直接反応系(50 μl) に添加
  • 反応はそれぞれ2連で実施
  • 各酵素の推奨条件でPCRを実施、5 μl分を電気泳動に使用
  • MightyAmpのPCR条件
     *1 3ステップPCRで実施
    98℃ 2分
     
    98℃ 10秒
     
    30サイクル
    60℃ 15秒
    68℃ 30秒

     *2 2ステップPCRで実施
    98℃ 2分
     
    98℃ 10秒
     
    30サイクル
    68℃ 30秒

    TaKaRa PCR Thermal Cycler Dice Gradient(製品コード TP600)使用
(弊社比較データ)
レーン1:MightyAmp Ver.2
    2:A社動物組織用PCR酵素
    3:B社阻害物質耐性PCR酵素
    M:pHY Marker

ゲル:1% Agarose L03「TAKARA」



ヒト毛根を鋳型としたダイレクトPCRにおいても、MightyAmp Ver.2では良好な増幅が見られ、ターゲットのGC含量にも影響を受けませんでした。