Western BLoT HRP Substrateシリーズ

お客様ご提供の検出例:THP-1, J774細胞株由来のNLRP3検出

実験材料と条件

ターゲット蛋白の名称NLRP3
サンプルの種類(生物種、細胞・組織の名称など)THP-1(lane A), J774(cell line)(lane B)
一次抗体の名称・メーカー名
抗体液の濃度・希釈率
ALX-804-881/ENZO
1,000倍希釈
二次抗体の名称・メーカー名
抗体液の濃度・希釈率
554002/BD bioscience
2,000倍希釈
ご使用のHRP Substrateの種類 Western BLoT Chemiluminescence HRP Substrate(製品コード T7101A)
Western BLoT Quant HRP Substrate(製品コード T7102A)
Western BLoT Hyper HRP Substrate(製品コード T7103A)
メンブレンのタイプPVDF
検出方法CCDカメラで撮影(exposure:5分)

実験結果

目的のバンドは一番上のバンドでJ774ではその下にバンドが見えるようになるのは、G社の試薬により以前確かめている。結果としては、G社の試薬と同様である。

HRP substrate(製品コード T7101A)は、説明にCCDカメラの記載が無かったが、Quant HRPとほぼ同程度のバンドが見られた。Hyperはバックが高くなる傾向にあったが、露光時間を短くすればバックを下げることが出来た。添付の写真は、露光時間は、5分で行った。今後使う事を考えるとQuantで十分である。転写因子などの微量なタンパクに対しては、Hyperを使うことも検討している。価格の面でG社より安く、これまで使っていたG社試薬とほぼ同定のバンドが得られるため、こちらの製品に変えようと検討している。


アプライ量:7 μg/lane
本実験データは、自治医科大学分子病態研究センターのお客様からご提供いただきました。

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