尿中タンパク質との相対比較測定
Acrolein-Lysine Adduct Competitive EIA Kit
正常マウス（雌）随時尿においてアクロレイン測定とIgGフラグメント測定を実施した。
アクロレイン測定は、40倍希釈での測定換算値を採用。
Mouse IgG測定は、20倍希釈での測定換算値を採用。
【結果】
随時尿測定の場合は、尿中の他のタンパク質との相対評価がひとつの測定手法として使える可能性がある。今回はIgGでの補正を試みた。その他アルブミン等が補正候補として考えられる。
| 使用キット： | Acrolein-Lysine Adduct Competitive EIA Kit（製品コード MK150） Mouse IgG EIA Kit（終売） |
| サンプル： | 8～9週齢のマウス（BALB/c系統・C57BL6系統）随時尿 |
アクロレイン測定は、40倍希釈での測定換算値を採用。
Mouse IgG測定は、20倍希釈での測定換算値を採用。
尿中Acrolein |
尿中IgG |
Acrolein / IgG |
||||
マウス系統 |
サンプル |
×40 |
原液換算値 |
×20 |
原液換算値 |
1 mlあたりの |
BALB/c No. 1 |
尿 |
66.5 |
2661.9 |
62.0 |
1239.6 |
2.1 |
BALB/c No. 2 |
尿 |
56.6 |
2262.2 |
50.4 |
1007.3 |
2.2 |
BALB/c No. 3 |
尿 |
55.1 |
2203.4 |
44.2 |
884.0 |
2.5 |
C57BL6 No. 1 |
尿 |
84.3 |
3372.8 |
122.5 |
2450.3 |
1.4 |
C57BL6 No. 2 |
尿 |
47.8 |
1913.0 |
100.9 |
2017.2 |
0.9 |
【結果】
随時尿測定の場合は、尿中の他のタンパク質との相対評価がひとつの測定手法として使える可能性がある。今回はIgGでの補正を試みた。その他アルブミン等が補正候補として考えられる。
