TaKaRa Ex Premier™ DNA Polymerase

クルードサンプル(マウス各組織粗抽出液)からのPCR増幅

マウスの様々な組織(尾、脳、EDTA血液)からの粗抽出液を鋳型とし、TaKaRa Ex Premier(製品コード RR370S/A/B)およびTaKaRa Ex Premier Dye plus(製品コード RR371S/A/B)を用いてPCRを行った。
※抽出液の調製にはLysis Buffer for PCR(製品コード 9170A)を使用した。

(参考)抽出液の調製方法
抽出液の調製方法
※1 本製品はLysis Buffer for PCR(製品コード 9170A)に含まれます。
※2 保存する場合は、上清を別のチューブに移して-20℃以下で保存してください。
PCRに使用する前には室温に戻し、沈殿物がないことを確認してください。

<マウス尾抽出液からの増幅(図A)>

マウス尾抽出液からの増幅

<マウス脳抽出液からの増幅(図B)>

マウス脳抽出液からの増幅


<マウスEDTA血液抽出液からの増幅(図C)>

マウスEDTA血液抽出液からの増幅

ターゲット:mouse Raver2(1,100 bp)

使用したライセート量:
尾、脳(図A、B) 25 µl反応系で実施
レーン1: 0.4 µl
レーン2: 1.0 µl
レーン3: 2.5 µl
EDTA血液(図C) 50 µl反応系で実施
レーン1: 1.0 µl
レーン2: 2.0 µl
Ex PremierのPCR条件:  
94℃1 min.
98℃10 sec.
 
30 cycles
60℃ 15 sec.
68℃ 1 min.

反応系へのライセートの持ち込み量が増えると、PCR反応に阻害がかかる場合があります。



各組織抽出液において、ターゲット遺伝子の特異的な増幅を確認することができました。
クルードサンプルのPCRでお困りの方は、ぜひ一度お試しを!

ジェノタイピングとも相性バッチリです!
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  TaKaRa Ex Premier™ DNA Polymerase