Takara IVTpro™ mRNA Synthesis System

IVTで合成したmRNAの収量、および細胞へのmRNAトランスフェクション



CleanCap Reagent AG (3’ OMe)使用時のRNA収量

A.CleanCap Reagent AG (3’ OMe)使用時のRNA収量

<方法> CleanCap Reagent AG (3’ OMe) 有無のIVT反応液で、FLuc mRNAを合成しました。

<結果> CleanCapの使用によるRNA収量への影響はほとんど認められませんでした。





CleanCap Reagent AG (3’ OMe)を用いて合成されたFLuc mRNAのHEK293T細胞での発現

B.CleanCap Reagent AG (3’ OMe)を用いて合成されたFLuc mRNAのHEK293T細胞での発現


<方法> A で得られたRNAの0.5 μgをTransIT-mRNA Transfection Kit(製品コード MIR2225/MIR2250/MIR2255/MIR2256)を用いてHEK293T細胞にトランスフェクションしました。

<結果> 24時間後の細胞を回収し、FLucの活性を測定したところ、CleanCap有りのIVT反応液で合成されたFLuc mRNAでは、市販のFLuc mRNA positive controlと同等の活性を確認しました。一方、CleanCap無しのIVT反応液で合成されたFLuc RNAでは、活性はほぼ認められませんでした。このことは、RNAによるタンパク質の発現にCap付加が不可欠であることを示しています。

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