特長
- SMARTテクノロジーの利用により、5’UTRから定常領域までの塩基配列を取得
- 抗体遺伝子分野の研究をトータルでサポート
概要
モノクローナル抗体は、高度な抗体特異性を利用して様々な研究、診断分野で活用されており、医薬品としての利用も進んでいます。本サービスでは、マウスモノクローナル抗体の可変領域をSMARTテクノロジーにより取得し、塩基配列解析を行います。
サービス内容
- モノクローナル抗体(IgG)可変領域の塩基配列解析
マウスモノクローナル抗体産生細胞から調製したtotal RNAを用いて、5’-RACE PCRにより、H鎖、L鎖それぞれの可変領域を含むcDNAを増幅します。増幅産物をプラスミドベクターにクローニングし、それぞれ48クローンについて塩基配列解析を行います。得られた塩基配列結果をもとにコードされるアミノ酸配列を推定します。
価格・納期
サービス内容 | 参考価格 | 参考納期 |
モノクローナル抗体(IgG)可変領域の塩基配列解析 | ¥600,000 | 1検体あたり | 8週間 |
(ハイブリドーマ細胞からのtotal RNA調製) | 別途ご相談ください | 2週間 |
(クローンプラスミド納品) | ¥10,000 | 1クローンあたり | 1週間 |
納品物
ご注文方法
以下のフォーマットにご記入のうえ、電子メールにて
こちらへご送付下さい。
受入サンプル
| サンプル量 | 濃度 |
total RNA | 10 μg以上 (DNase処理済みの場合は5 μg以上) | 100 ng/μl以上 |
ハイブリドーマ細胞 | 1×106 cells以上 |
- total RNAをご提供ください。polyA精製は行わないでください。
- RNAサンプルはRNase free水に溶解し、1.5 mlチューブでご提供ください。
- total RNAの品質によっては、再送をお願いする場合がございます。RIN値 7.0以上が推奨です。
- 細胞は凍結ペレットの状態でお送りください。送付時には凍結状態を維持した状態でご送付ください。
- 送付サンプルの採取方法によっては良質なRNAが抽出できない場合がございます。
ご留意事項
- ご送付いただいたRNAサンプルはアジレント2200 TapeStationなどを用いて検定を行います。この時点で量・品質が次の作業に十分でない場合はご連絡し、サンプルの再送等の対応をご相談いたします。
- 作業途中で問題が生じた場合、ご相談の上、作業を中止する場合があります。
- モノクローナル抗体の遺伝子解析では、構造が類似した配列が複数取得される場合があります。
- お客様よりご提供いただいたサンプル・情報および納品物の複製物は、別途期限を定めている場合を除き、業務終了後3ヵ月を経過すると順次廃棄いたします。ご了承ください。