iPS/ヒトES(hES)細胞作製・分化

ドナースクリーニングからiPS/ヒトES細胞作製・分化までトータルサポート

■お問い合わせ窓口(A)

TEL:077-565-6999

特長

  • Takara Bio Europe AB (旧Cellartis社)とタカラバイオのノウハウを活かしてトータルサポート
  • 疾患ドナースクリーニングからのiPS/hES細胞作製も可能
  • iPS/hES細胞からの分化誘導やゲノム編集によるノックアウト・ノックイン株作製も行います
  • エピソーマルベクターや各種ウイルスベクターを用いたiPS細胞作製法に対応

概要

Takara Bio Europe ABとタカラバイオが長年培ってきたiPS/hES細胞に関する研究成果や培地開発、遺伝子工学技術を用いて、iPS/hES細胞作製関連サービスを研究者の皆様にかわり実施いたします。
ドナースクリーニングから得られた検体やご提供検体に対してiPS/hES細胞作製およびセルバンク作製を行い、カスタムメイドのiPS/hES細胞をお届けします。また、iPS/hES細胞からの各種組織への分化、ゲノム編集によるノックアウト・ノックイン株作製など、お客様の研究目的に沿った細胞加工も可能です。得られた細胞は、各ステージで様々なアッセイ試験(遺伝子発現解析、ゲノム解析、タンパク質発現解析など)を行います。

<iPS細胞作製関連サービス>
iPS細胞サービスの流れ

サービス内容

  • ドナースクリーニング
    Takara Bio Europe ABによりスウェーデン国内を中心とした提携施設から目的に合うドナー(PBMCなど)を探して確保します。
    ドナー情報:性別、年齢、民族背景、健康状態、病歴、血液型やジェノタイプ(HLA型など)等。
    臨床用途を目的としたドナースクリーニングについては、FDAの規制“Guidance for Industry – Eligibility Determination for Donors of Human Cells, Tissues and Cellular and Tissue based Products (HCT/Ps)” に従い提供が可能です。

  • iPS細胞作製
    末梢血単核細胞(PBMC)や線維芽細胞などからの作製を行います。iPS細胞作製法は、エピソーマルベクターやセンダイウイルス(CytoTune-iPS 2.0)、レトロウイルスなどを用いた手法を有しています。
    Takara Bio Europe ABでは、霊長類やマウス、イヌなどの実績があるほか、ES細胞作製についてもご相談を承ります。
    【タカラバイオでのiPS細胞作製例】
    CytoTune-iPS 2.0
    効率的な核初期化に必要な山中4遺伝子(OCT3/4、SOX2、KLF4、cMYC)をセンダイウイルスベクター(SeVベクター)に搭載した製品です。 染色体へ組み込まれないため誘導因子を残さず、また、幅広い細胞に遺伝子導入が可能なウイルスベクターです。

  • iPS細胞バンキング
    作製したiPS細胞から拡大培養を行い、マスターセルバンク(MCB)、ワーキングセルバンク(WCB)などを作製します。
    臨床用途を目的とした、再生医療等製品の製造管理及び品質管理の基準であるGCTP(Good Gene, Cellular, and Tissue-based Products Manufacturing Practice)に従った製造についてもお問い合わせください。
    GMP/GCTP基準に準拠した施設でのセルバンク作製の詳細はこちらをご参照ください。

    iPS細胞からのバンキングの流れ
    iPS細胞からのバンキングの流れ

  • ヒトES(hES)細胞作製
    胚盤胞からhES細胞を樹立し、seed cell bankを作製します。ドナー組織の取得からのご依頼も承ります。また、GMP基準に準拠した施設にて、スウェーデン医療製品庁GMP製造ライセンスの下、再生医療開発機関向けに高品質のhES細胞のMCB/WCB製造サービスも提供いたします。

    ※セルバンクから胚体内胚葉、肝細胞への分化誘導および品質試験も承ります。
    ※詳細はこちらをご参照ください。

  • iPS細胞加工/分化誘導
    【iPS細胞のゲノム編集(ノックダウン/ノックイン株作製)】
    CRISPR-Cas9システムを利用したノックアウト/ノックインiPS細胞株の作製を承ります。
    iPS細胞加工/分化誘導

    【iPS細胞の分化誘導細胞作製】
    確立された分化誘導により、肝細胞、胚体内胚葉細胞、血管内皮細胞などの分化細胞作製が可能です。

    iPS細胞からの分化誘導細胞作製例
    iPS細胞からの分化

  • 細胞の品質試験
    ドナー細胞やiPS/hES細胞について、各種品質試験や特性解析をご利用いただけます。また、当センターの先端的な機器や技術を用いて、全ゲノム解析やエクソーム解析などのゲノム変異情報を確認する試験の他、マイクロアレイを用いた網羅的な遺伝子発現解析やメチル化解析などが可能です。

  • テラトーマ形成試験
    iPS樹立細胞株の分化能をテラトーマ形成試験により評価します。検体細胞を培養後、免疫不全マウス(C.B-17 scid)精巣に移植し、経過観察後(9~12週間)、摘出したテラトーマから組織切片を作製します。三胚葉への分化能を確認し、HE染色画像を納品いたします。

    テラトーマ形成例
    テラトーマ形成例

    【その他、各種品質試験】
    細胞および原材料等の安全性試験
    造腫瘍性の評価・試験
    残留不純物試験、細胞の純度・同一性試験
    細胞の特性解析

    【特性解析】
    染色体解析
    ヒト全ゲノムシーケンス解析/ヒトエクソーム解析
    トランスジーンの挿入位置同定
    DNAメチル化解析(ビーズアレイ)
    シングルセル解析
    RNA-Seq解析
    GeneChip Array発現解析

価格・納期

サービス項目 参考価格 参考納期
ドナースクリーニング 別途ご相談 3~6ヵ月
iPS細胞作製(エピソーマルベクター利用の場合) ¥1,800,000~*1 1検体あたり 約4ヵ月
iPS細胞作製(センダイウイルスベクター利用の場合) ¥1,700,000~*1 1検体あたり 約4ヵ月
iPS細胞バンキング 別途ご相談 4~5ヵ月
iPS細胞加工*2 別途ご相談
iPS/hES細胞からの分化誘導細胞作製 別途ご相談
細胞の品質試験 品質試験の各ページを参照ください
テラトーマ形成試験 別途ご相談
臨床用iPS細胞作製 別途ご相談
ヒトES(hES)細胞作製*3 別途ご相談
*1 受入検体や取得クローン数、件数によって変動いたします。お問い合わせください。
*2 iPS細胞加工でゲノム編集株作製については、こちらをご覧ください。
*3 ヒトES(hES)細胞作製については、こちらをご覧ください。

納品物

  • 作業報告書
  • 細胞等

ご注文方法

以下のフォーマットにご記入のうえ、電子メールにてこちらへご送付下さい。

受入サンプル

  • iPS細胞作製
    標的細胞(ヒト皮膚線維芽細胞など)
    ・生存率90%以上、1週間の増殖率5倍以上
    ・細胞数1×105以上
    ・HIV、HCV、HBV陰性

  • ヒトES(hES)細胞作製
    ・詳細はこちらをご参照ください。

  • iPS/hES細胞からの分化誘導細胞作製
    ・評価細胞iPS/hES細胞(必要に応じて、ポジティブコントロール用細胞)
    ・分化誘導プロトコール
    ・測定プロトコール
※ 臨床検体からの誘導をご要望の際は、ウイルス感染否定試験(HIV、HCV、HBV陰性)の結果をご提示いただきます。

ご留意事項

  • ヒト生体試料の解析にあたり、個人情報に関わるサンプルは、お客様ご所属施設の倫理委員会等で遺伝子解析研究に用いられることの承認が得られており、かつお客様の元で匿名化されたものに限らせていただきます。
    詳しくは、「ヒトゲノム・遺伝子解析受託サービスについて」をお読みください。
  • お客様よりご提供いただいたサンプル・情報および納品物の複製物は、別途期限を定めている場合を除き、業務終了後3ヵ月を経過すると順次廃棄いたします。ご了承ください。

ライセンス情報

本作業および納品物に関するライセンス情報については、こちらをご確認ください。
License Statement No. K62、L69、L71
注意事項
  • 本受託サービスは、個別に合意した場合を除き、すべて研究目的として作業を行います。納品物を試験研究目的以外へご使用される場合、弊社では納品物に起因する損失・損害等については一切の責任を負いかねます。納品物によっては、その構成物(例えば、ベクター、蛍光色素など)の使用に制限がある場合がありますのでご注意ください。
  • 納品物に起因して、直接的もしくは間接的に発生したお客様の損害については、明らかに弊社の責に帰すべき事由による場合を除いて、弊社は一切その責任を負いません。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。