ヒトIgG遺伝子をTransIT-PROを用いて一過性にトランスフェクションした(TransIT-PRO:DNA=1:1)。20 mlのCHOgro Expression Mediumに、FreeStyle CHO-Sの細胞密度が2×106 cells/mlとなるように調製し、1 mlあたり1 μgのプラスミドDNAをトランスフェクションした(Thomson社 125 ml振盪用フラスコ)。4、7、11日後の培養上清中のヒトIgG抗体発現量をELISAキット(ZeptoMetrix社)を用いて測定した。すべてのフラスコはトランスフェクション24時間後まで37℃で培養し、その後、低温条件は32℃に変更して培養した(Error bars=n3)。
ヒトIgG遺伝子をTransIT-PROを用いて一過性にトランスフェクションした(TransIT-PRO:DNA=1:1、培養液1 mlあたり1 μgのプラスミドDNAを使用)。FreeStyle CHO-Sの細胞密度は2×106 cells/mlとなるようにCHOgro Expression Mediumをもちいて調製し、オービタルシェーカーにて振盪した(各種条件を上記に示す)。トランスフェクション24時間後にすべての培養を32℃へ移した。7日後の培養上清中のヒトIgG抗体発現量をELISAキット(ZeptoMetrix社)を用いて測定した。解析値は25 mlにて培養した値を100%として標準化した(Error bars=n3)。
Culture Volume | 2.5 ml | 25 ml | 100 ml | 500 ml | 2,500 ml |
Vessele | non-tissue culture treated 6-well dish | 125 ml Thomson flask | 250 ml Thomson flask | 1.6 L Thomson flask | 5 L Thomson flask |
・CHOgro Expression Medium(製品コード MIR6200) | 1 L×2 |
・CHOgro Complex Formation Solution(製品コード MIR6210) | 100 ml |
・Poloxamer 188 Solution(製品コード MIR6230) | 100 ml |
・L-Glutamine(製品コード MIR6240) | 100 ml |
・TransIT-PRO Transfection Reagent(製品コード MIR5740) | 1 ml |
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