EF-1αプロモーターベクター(蛍光タンパク質など)

  • サイレンシングが起こりにくいEF-1αプロモーターを搭載
  • CMVプロモーターがサイレンシングされる可能性がある細胞に有用
  • 様々な細胞種で強力かつ長期的に目的遺伝子を発現
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
631973

CLN

Clontech
pEF1α-AcGFP1-N1 Vector
取寄 ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1973N
631974

CLN

Clontech
pEF1α-AcGFP1-C1 Vector
ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1974N
631978

CLN

Clontech
pEF1α-DsRed-Monomer-N1 Vector
ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1978N
631977

CLN

Clontech
pEF1α-DsRed-Monomer-C1 Vector
ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1977N
631979

CLN

Clontech
pEF1α-DsRed-Express2 Vector
ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1979N
631981

CLN

Clontech
pEF1α-E2-Crimson Vector
取寄 ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1981N
631969

CLN

Clontech
pEF1α-mCherry-N1 Vector
取寄 ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1969N
631972

CLN

Clontech
pEF1α-mCherry-C1 Vector
取寄 ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1972N
631975

CLN

Clontech
pEF1α-tdTomato Vector
取寄 ライセンス
10 μg ¥112,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1975N
631992

CLN

Clontech
pEF1α-HA Vector
取寄
10 μg ¥95,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1992N
631991

CLN

Clontech
pEF1α-Myc Vector
10 μg ¥95,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z1991N

製品説明

ヒト由来の構成発現プロモーターであるヒトポリペプチド鎖伸長因子遺伝子プロモーター(EF-1α promoter)は、in vitroin vivoでの外来遺伝子の発現に利用され1)、特に他のプロモーター(例えばCMVプロモーター)で発現レベルが低い場合や、胚性幹細胞のようにプロモーターがサイレンシングを受ける場合に有用な哺乳類細胞用発現ベクターである2)

図. mES細胞でEF-1αプロモーターにより発現されたAcGFP1は、CMVプロモーターよりも高い発現量を示す
CMVプロモーターまたはEF-1αプロモーターで制御されるAcGFP1を発現するレンチウイルスを用いて、マウス胚性幹細胞E14(パネルA)およびD3(パネルB)へ形質導入した。FL1チャンネルを用いたFACS解析により感染5日後のAcGFP1発現量を観察した結果、EF-1αプロモーターで制御されるAcGFP1はどちらの細胞においてもCMVプロモーターよりも高い発現量を示した。この結果は、Wangらの報告3と同様、EF-1αプロモーターがCMVプロモーターよりも幹細胞内でサイレンシングを受けにくいためと考えられる。


表. EF-1αプロモーター搭載ベクター
製品名製品コード蛍光タンパク質IRES精製タグ
pEF1α-AcGFP1-C1 Vector631974--
pEF1α-AcGFP1-N1 Vector631973--
pEF1α-DsRed-Express2 Vector631979--
pEF1α-DsRed-Monomer-C1 Vector631977--
pEF1α-DsRed-Monomer-N1 Vector631978--
pEF1α-E2-Crimson Vector631981--
pEF1α-mCherry-C1 Vector631972--
pEF1α-mCherry-N1 Vector631969--
pEF1α-HA Vector631992--
pEF1α-Myc Vector631991--

保存

-20℃
注意IRES配列上流のMCSに翻訳されるORFをクローニングしていない状態では、蛍光タンパク質の発現が弱く、蛍光顕微鏡による検出が難しい場合がある。IRES前のMCSに約0.7~1.2 kbの遺伝子を挿入して使用することをお勧めする。
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