PrimerArray Hepatic Differentiation (Human)は、肝細胞への分化・誘導過程をリアルタイムPCRにより簡単にモニタリングできるツールである。代表的な多能性マーカー、内胚葉マーカー、各種肝細胞マーカー等とハウスキーピング遺伝子のプライマーが搭載されており、相対定量法により、多能性細胞から肝細胞への分化・誘導過程を1枚のArrayで簡単にモニタリングすることができる。各プライマーはTB Green
Premix Ex Taq II (Tli RNaseH Plus)で良好に反応することを確認している。
解析ツールとして、PrimerArray Analysis Tool for Hepatic Differentiation(Excel)
*1またはMultiplate RQ
*2が利用できる。なお、発現変動が認められた遺伝子に関しては、個々のプライマーを別途購入することにより、より詳細な解析を行うことも可能である。
*1 以下からダウンロードしてご使用いただけます。
解析用ツール(PrimerArray Analysis Tool for Hepatic Differentiation.zip:xlsファイルを圧縮)およびツールの説明書(PrimerArray AnalysisTool for Hepatic Differentiation_j.pdf)をダウンロードできます。
コントロールサンプルと1種類の未知サンプルの比較解析が可能です。
(注)
- 専用解析ソフト「PrimerArray Analysis Tool for Hepatic Differentiation」はマクロを使用しています。Excelのセキュリティがアクティブな場合、マクロを含むブックを開くたびに実際にウイルスに感染していなくても注意を促すメッセージが表示されます。「マクロを有効にする」を選択してファイルをご利用ください。
- PrimerArray Analysis Toolには、参考としてサンプルデータが入力されています。
ご自身のデータを入力する場合には、まず、TestSampleDataシートのclearボタンをクリックしてこのデータを消去してください。
サンプルデータを用いて解析の手順を確認される場合は、説明書の操作手順に従って解析をお試しください。
*2 Thermal Cylcer Dice Real Time System II MRQ(製品コード TP960)、Thermal Cycler Dice Real Time System Single MRQ、Thermal Cycler Dice Real Time System III with PC/MRQ(製品コード TP980)に搭載されています。コントロールサンプルと複数種類の未知サンプルの比較解析が可能です。なお、Multiplate RQで解析できるのは Thermal Cycler Dice Real Time Systemシリーズで取得したデータのみです。
各製品のプライマー情報リストをご確認ください(xlsファイル)
遺伝子リスト中の各項目の説明はこちら (PDF、90 K)