CultiLife™ Culture bag

細胞培養用ガス透過性バッグ
  • フラスコよりも高い細胞増殖率を実現
  • 閉鎖系培養を可能にし、コンタミネーション及び培養作業者の感染のリスクを低減
  • 各種連結ポートにより大容量バッグとの連結移送が容易
  • 透明性に優れた素材なので、顕微鏡観察が容易
リンパ球の増殖培地
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
FU0010

TKR

タカラバイオ(株)
GT-T610 (CultiLife™ Eva) Culture bag
10個 ¥51,000
説明書・データシート・ベクター情報
FU0010
FU0005

TKR

タカラバイオ(株)
CultiLife™ 215 Culture bag
10個 ¥47,000
説明書・データシート・ベクター情報
FU0005
FU0006

TKR

タカラバイオ(株)
Partition Clip for CultiLife™ 215
10個 ¥18,000
説明書・データシート・ベクター情報
FU0006
カートにいれる

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細胞培養用ガス透過性バックにつきまして、オスルアキャップの形状と材質が以下のロットから変更になります。
GT-T610 (CultiLife Eva) Culture bag(製品コード FU0010)は、2024年7月3日出荷のロット(lot. 20240412)より変更
CultiLife 215 Culture bag(製品コード FU0005)は、2024年9月4日出荷のロット(lot. 20240702)より変更
材質:[変更前]ポリエチレン、[変更後]オレフィン系樹脂

細胞培養用ガス透過性バックにつきまして、インジェクションポートおよびキャップの形状が以下のロットから変更になります。なお、材質の変更はありません。
GT-T610 (CultiLife Eva) Culture bag(製品コード FU0010)は、2022年9月26日出荷のロット(lot.20220714)より変更
CultiLife 215 Culture bag(製品コード FU0005)は、2023年1月20日出荷のロット(lot.20220809)より変更

製品説明

CultiLife
CultiLife
Partition Clip for CultiLife 215
(左)CultiLife 215 培養面積 215 cm2
(右)CultiLife Eva 培養面積 640 cm2


横にスクロールできます
 CultiLife 215 Culture bagGT-T610 (CultiLife EVA) Culture bag
バッグ素材Polyethylene (PE)Ethylene vinyl acetate (EVA)
チューブ素材Polyvinyl Chloride (PVC)Polyvinyl Chloride (PVC)
バッグサイズ124×234 mm224×344 mm
培養面積215 cm2640 cm2
最大容量300 ml1,000 ml
チューブの長さ170 mm334 mm、555 mm
酸素透過性
RetroNectin コーティングRetroNectin、抗CD3抗体をコーティングすることで、リンパ球の拡大培養が可能。
プロトコールの詳細はこちら
不可

CultiLife Culture bag の形状

CultiLife 215 Culture bag
(製品コード FU0005)
GT-T610 (CultiLife Eva) Culture bag
(製品コード FU0010)

バッグ付属連結ポート連結可能なポート等
インジェクションポート注射針による挿入
メス口 ルアーポートオス口 ルアーポート、ロック付きシリンジ
オス口 ルアーポートメス口 ルアーポート

バッグの取り扱いについて

1.インジェクションポート

  1. インジェクションポートを70%エタノール消毒綿にて消毒する。
  2. シリンジ(≧10 ml)を用いて培地を注入する。ゲージ針(20ゲージなど)を利用すると、簡単に培地が注入できる。

    図1.インジェクションポートからのサンプリング

2.メス口およびオス口 ルアーポート

  1. バッグの接続(図2)
    • 細胞懸濁液を含むバッグはチューブを使って新しいバッグと連結する。
    • チューブは無菌接合装置を用いて接続する。
      この方法によって、必要量の培地を添加することができる。

      図2.バッグへの培地注入
  2. 漏斗によるバッグへの培地注入(図3)
    注意:この操作は無菌性を保つために安全キャビネット内にて行う。
    • 大容量のシリンジ(≧50 ml)をつなぎ漏斗として、バッグのメス口ルアーポートに接続する。
    • 培地をピペットでシリンジに注入する。
    • 注入後、チューブシーラーを用いてバッグとシリンジを切り離す。

      図3.漏斗によるバッグへの培地注入操作

バッグを用いた拡大培養方法

※ 1個のCultiLife 215 Culture bagから5個のGT-T610 (CultiLife EVA) Culture bagに拡大する場合の操作手順です。

  1. 市販のY型連結管を利用してCultiLife 215 Culture bagと、空のGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bag、新鮮培地(~3 L)が入ったバッグを接続する。
  2. あらかじめCultilIfe 215 Culture bagと新鮮培地を含むバッグのチューブをヘモスタット等でクリップしておく。
  3. CultiLife 215 Culture bag内の細胞懸濁液をGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagに移す。
  4. GT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagにつながるチューブをクリップする。
  5. 新鮮培地を含むバッグへのチューブのクリップをはずし、100~200 mlの新鮮培地をCultiLife 215 Culture bagに注入し、再びクリップする。
  6. CultiLife 215 Culture bag内をリンスする。
  7. GT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagにつながるチューブのクリップをはずし、CultiLife 215 Culture bagをリンスした液をGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagに移す。
  8. CultiLife 215 Culture bagへつながるチューブをクリップする。
  9. GT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagに新鮮培地を注入し、最終容量1 Lの液量にする。
  10. CultiLife 215 Culture bagを切り離し、新しいGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagをそのチューブに接続する。
    注意:はずしたCultiLife 215 Culture bagに細胞が残っていないか顕微鏡で確認する。もし多くの細胞が残っているようなら、Step5~8を繰り返す。
  11. 新しいGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagに、もとのGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagに含まれる200 mlの細胞懸濁液と300 mlの新鮮培地を添加し、最終容量500 mlとする。
    1. 新鮮培地を含むバッグへつながるチューブをクリップする。
    2. 新しいGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagのチューブのクリップをはずし、200 mlの細胞懸濁液をもとのバッグから新しいバッグを移す。
    3. もとのバッグへつながるチューブをクリップする。
    4. 新鮮培地を含むバッグへつながるチューブのクリップをはずし、300 mlの新鮮培地を加える。
    5. 新鮮培地を含むバッグへつながるチューブをクリップする。
    6. 500 mlの細胞懸濁液を含むGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagを切り離す。
  12. 新しいGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagを接続し、Step11を繰り返す。
  13. Step12を2回以上繰り返す。
  14. 300 mlの新鮮培地をStep3のもとのGT-T610 (CultiLife Eva) Culture bagに加える。
  15. Step13のバッグの接続をはずし、シールする。
  16. インキュベーターにバッグを設置する。(図4)
    注意:ガス交換の妨げになるので、バッグは重ねずに置いて下さい。

    図4.バッグをインキュベーターに設置
注意事項
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