Mate & Plateライブラリーは、すぐにツーハイブリッド解析に使用できる酵母Y187株(接合型
MATα)形質転換済みのcDNAライブラリーである。Mate & Plateライブラリーと、既知のbaitタンパク質を発現する接合型
MATaの酵母 Y2HGold株やAH109株を共に培養して接合させ、選択培地に蒔くだけで、簡単に相互作用スクリーニングを開始できる。Mate & Plateライブラリーには100万個以上のクローンが含まれている。ヒト、マウスの各組織に由来するcDNAライブラリーのほか、
ノーマライズドライブラリーを多数取り揃えている。
Matchmaker Gold Yeast Two-Hybrid System(製品コード 630489)とMate & Plateライブラリーシリーズを組み合わせることで、より簡便にツーハイブリッドスクリーニングを行うことができる。(Mate & Plateライブラリーシリーズは、Matchmaker Two-Hybrid System 3(販売終了)のAH109株とのツーハイブリッドにも使用できる。)
なお、Mate & Plateライブラリーシリーズ中に利用したいライブラリーがない場合は、
Make your Own “Mate & Plate” Library System(製品コード 630490)を用いてオリジナルのMate & Plateライブラリーを作製する。
図1. "Mate & Plate"プロトコールによる接合スクリーニング
既知のタンパク質を発現するbaitベクターで形質転換済の酵母Y2HGold株と、Mate & Plateライブラリーを混合して一晩培養し接合を行う。培養後、選択培地に蒔いて相互作用を示す陽性クローンを選択する。