GAL4 ADおよびGAL4 DNA-BD Monoclonal Antibodyは、酵母GAL4タンパク質の主要活性化ドメイン(AD)またはDNA結合ドメイン(DNA-BD)に特異的に結合する。
これらは以下の用途に最適である。
・GAL4融合タンパク質発現の確認および分子量の確認
・相互作用陽性として同定された融合タンパク質のキャラクタライゼーション
・融合タンパク質の定量(適切な対照タンパク質が利用できる場合)
これらのモノクローナル抗体は無血清培地で培養したマウス・ハイブリドーマから精製しており、通常、他の酵母タンパク質には交叉反応を示さない。ドットブロット上で1~5 ngの精製ペプチドを検出できる。各製品には50 cm
2のウェスタンブロット10回分のモノクローナル抗体が添付されている。
Clontechではc-Myc Monoclonal Antibody、HA-Tag Polyclonal Antibodyも用意している。
表1. 抗体の特徴
*1 WB=ウェスタンブロット; IP=免疫沈降; IF=免疫蛍光; ELISA=Enzyme-Linked Immunosorbent Assay; IHC=免疫組織化学
*2 GAL4を低レベルで発現する以下のベクター(pGBT9、pGAD10、pGAD GL)を除く、すべてのClontech社GAL4 Vectorと共に使用できます。
*3 反応の最小回数はClontechの抗体ユーザーマニュアル(PT3407-1)により推奨されるウェスタンブロット条件に基づいています。実際の反応回数は用途と希釈仕様に応じて変化します。