原理 | シリカメンブレン法(2カラム) |
形状 | XSスピンカラム |
サンプル量 | 培養細胞:1~105 cells 組織: ~5 mg |
精製サイズ | >100 bases |
回収量 | 500~2,000 ng(HeLa細胞、105 cells) 0.05~0.2 ng(HeLa細胞、101 cells) 2.5~8 ng(マウス肝臓、0.5 μg) 0.1~0.5 ng(マウス脳、0.5 μg) |
A260/280 | 1.9~2.2 |
A260/230 | 1.5~2.5 |
標準的RIN* | >8 |
溶出液量 | 5~30 μl |
精製時間 | 18分 |
結合容量 | 110 μg |
NucleoSpin RNA Plus XS (MN)、および他社製品を用いて10~104個のHeLa細胞からRNAを精製し、RT-qPCRによってRNA収量を比較した。NucleoSpin RNA Plus XSでは他社製品と比較し高い収量が得られた。
NucleoSpin RNA Plus XS (MN)、および他社製品を用いて10~104個のHeLa細胞からRNAを精製し、qPCRによって精製溶液中の残存ゲノムDNA量を比較した。NucleoSpin RNA Plus XSにより精製されたRNA溶液中のゲノムDNAの混入量は非常に少ないことが分かった。
NucleoSpin RNA Plus XSを用いて1~1×105個のHeLa細胞からtotal RNAを抽出し、溶出液10 μlのうち2 μlをone-step RT-qPCR解析に用いた(各3回試行)。その結果、1細胞からもロスの少ない効率的なRNA抽出が可能であった。NucleoSpin RNA Plus XSを用いることで、微量サンプルから高収率で再現性の高いRNA抽出が可能であることが示された。
試薬
・96~100%エタノール
器具
・1.5 mlマイクロチューブ
・ピペットチップ(滅菌済)
・ピペット
・高速遠心器
・サンプル破砕用ホモジナイザー
動物組織、細胞、バクテリア、酵母などからのtotal RNA調製
微量・少量サンプルからのtotal RNA調製
操作簡便!逆転写用プライマー添加済みのプレミックスタイプ
逆転写用プライマーの選択が可能な基本のキット
カラムによる混入DNAの除去で迅速にtotal RNAを精製
RNAのクリーンアップと濃縮