NucleoSpin® RNA Virus F

無細胞生体液(~1 ml)からウイルスRNA/DNAを回収
  • 1 mlまでの細胞を含まない生体液(血清、血漿など)からウイルスRNAを精製
  • プールしたサンプルに最適
  • NucleoSpin ファンネルカラムのパテントテクノロジーを採用
  • クロスコンタミネーションを防ぐ安全な閉鎖系
  • 50~100 μlの少量溶出で濃縮されたRNA回収を実現
  • Proteinase K処理の追加でウイルスDNAの精製も可能
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
740958

MNA

マッハライ・ナーゲル社
NucleoSpin® RNA Virus F
取寄 労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
25回 ¥58,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0958A
740506

MNA

マッハライ・ナーゲル社
Proteinase K(凍結乾燥品)
100 mg ¥20,000
説明書・データシート・ベクター情報
U0506A
カートにいれる

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製品説明

NucleoSpin RNA Virus Fはファンネルカラムの採用で1 mlまでの血清、血漿、無細胞生体液を処理することができる。ファンネルカラムをそのまま50 mlチューブ内にセットすることができるため、コンタミネーションやサンプル飛散のリスクが排除できる。

RNAウイルスはLysis Buffer RAV1により効果的に溶解される。
低濃度ウイルスRNAの回収率を高めるためには、製品に含まれるCarrier RNAを使用する。DNAウイルス(例えばHBV)は溶解が困難な場合が多いため、Proteinase Kを添加する(Proteinase Kは別売:製品コード 740506)。

Wash Buffer RAWおよびRAV3による洗浄で塩などのPCR阻害物質や代謝産物、細胞由来の溶解性高分子は簡単に除去することができ、精製したRNA/DNAはそのまま次の反応に使用することができる。

原理シリカメンブレン法
形状ファンネルカラム
サンプル量1 mlまでの血清、血漿、無細胞生体液
精製サイズ100 bp~約50 kb
溶出液量50~100 μl
精製時間45分
結合容量30 μg

内容

・Lysis Buffer RAV1
・Wash Buffer RAW
・Wash Buffer RAV3 (Concentrate)
・RNase-free H2O
・Elution Buffer RE*
・Carrier RNA(凍結乾燥品)
・NucleoSpin RNA Virus F Columns
・Collection Tubes(50 ml、0.5 ml)

* 5 mM Tris-HCl, pH8.5

保存

室温

操作手順

操作手順

用途

  • 血清、血漿、尿など細胞を含まない生体液(~1 ml)からのウイルスRNAの回収
  • HCV、HBV、HAV、HIV、HSV、HPV、VZV、EBV、parvovirus B19、H5N1、H1N1などで実績あり
  • ウイルスRNA/DNAの回収(サポートプロトコール)
  • RT-PCR、酵素反応などに使用可能
NucleoSpinはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。

関連製品・受託

NucleoSpin® Virus

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