Universal Tyrosine Kinase Assay Kit

製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
MK410

TKR

タカラバイオ(株)
Universal Tyrosine Kinase Assay Kit
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付 カスタム製造について
96回 ¥95,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK410
MK021

TKR

タカラバイオ(株)
Wash and Stop Solution for ELISA without Sulfuric Acid
96 well plate×5 plates分 ¥13,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK021
カートにいれる

WEB会員ログインが必要です

製品説明

Protein Tyrosine Kinase(PTK)は細胞増殖や分化、癌化を制御しているシグナル伝達経路に含まれる重要な酵素である。本製品はin vitroでProtein Tyrosine Kinase(PTK)活性を定量するためのnon-RI ELISAキットである。広いレンジの PTK特異性をもった単一基質ペプチドを用いているので、種々のPTK活性測定に有用である。

内容

(96回分)
1. 合成ペプチド基質固相化プレート 1枚(96 well:8 well×12 strips)
2. Kinase反応用緩衝液 11 ml
3. 40 mM ATP-2Na(凍結乾燥品) 0.55 ml用×2
4. 細胞抽出用緩衝液 11 ml
5. Kinase標準品(凍結乾燥品) 0.5 ml用
6. 抗リン酸化Tyrosine-POD標識抗体 (PY20)(凍結乾燥品) 5.5 ml用
7. ブロッキング用緩衝液 11 ml
8. 発色試薬(TMBZ) 12 ml

【注意】本製品は、2010年1月よりStop Solution(1N H2SO4)を含まない仕様に変更になりました。別途、洗浄液成分(10×PBS;50 ml×5本、Tween 20;3 ml)と反応停止液をセットにしたWash and Stop Solution for ELISA without Sulfuric Acid(製品コード MK021)を販売していますのでご利用ください。

保存

4℃

特長

  • 放射性同位元素を使用しない。
  • 低バックグラウンドで、RI法に匹敵する感度を有する。
  • 簡便で迅速な検出が可能である。
  • 種々のPTKに広いスペクトルを持つ合成ペプチド基質を採用している。
  • Protein Ser/Thr Kinaseと交差反応しない。
  • 特異抗体との組合せで、特異的PTK活性の測定が可能である。

原理


図 測定原理

測定性能

【特異性】
本キットはATPからのプレート固相化ペプチド基質へのγ-phosphateグループの転移をモニタリングする。使用している抗リン酸化tyrosine抗体は、リン酸化serine / threonineには交差反応しないため、PTK活性を特異的に測定することができ、また、Ser / Thr kinaseによる妨害は認められない。
【感度】
Src kinase活性として2.16×10-5 units/サンプルμl (32 fmol/wellに相当)。
[unit定義:組換え体c-Srcを基準として、1pmolのphosphateを1分間に基質(KVEKIGEGTYGVVYK:p34cdc2の6-20残基)に取り込む活性を1 unitとする。キット内の標準品はc-Src活性としてのunit数で表示している。]
【測定時間】
酵素反応時間にもよるが、通常1.5~3時間。
【基質】
広いレンジの特異性を有する1種類の合成ペプチド基質 (poly(Glu-Tyr))をウェルに固相化している。
【測定範囲】
PTK活性はキットに含まれるPTK標準品の発色吸光度と比較して決定される。本キットの測定範囲は32 fmol~2 pmol/well (2.16×10-5~135×10-5 unit/サンプルμl)。
【サンプル中のphosphoproteinによる妨害】
調製されたPTKサンプル中には当然phosphoproteinが混入している。またPTKの天然型基質も含有されており、反応中にリン酸化される。しかし、これらは次の洗浄工程でwellから排除されるので測定に影響しない。なお、これらphosphoproteinのwellへの非特異的吸着が心配な場合は、市販のNunc プレート(code468667)を対象プレートとして同様な操作を行い、バックグランドをチェックする。
【サンプル中の内因性Protein Thyrosine Phosphatase(PTP)による妨害】
たいていの調製されたPTKサンプル中にはPTPが含まれている。リン酸化された合成ペプチド基質のPTPによる分解を防ぐため、細胞抽出用緩衝液ならびにKinase反応用緩衝液には1mM sodium-orthovanadateならびに50 mM NaFが含有されている。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。