製品説明
ProS2
*タグタンパク質を抗原としたマウスモノクローナル抗体
* 粘液細菌
Myxococcus xanthusに由来する可溶性タンパク質Protein SのN-terminal domainをタンデムに2つ繋いだ約23 kDaの可溶化タグ。大腸菌コールドショックベクター
pCold ProS2 DNA(製品コード 3371)で使用している。
クローン番号 |
特異性 |
サブクラス |
ProS 7B-8F |
pCold ProS2 DNAを用いて発現させたProS2タグ融合タンパク質のProS2と特異的に反応する。 |
マウスIgG1 |
内容
モノクローナル抗体(凍結乾燥品) 0.1 mg
保存
4℃
復元後(2.0 mg/ml)は必要に応じて分注し-20℃保存で1年、もしくは防腐剤を加えて4℃で6ヵ月をめどに使用する。
由来
ProS2*タグタンパク質を感作したC57BL6マウスリンパ球とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、Scidマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水由来。
* 粘液細菌Myxococcus xanthusに由来する可溶性タンパク質Protein SのN-terminal domainをタンデムに2つ繋いだ約23 kDaの可溶化タグ。大腸菌コールドショックベクターpCold ProS2 DNA(製品コード 3371)で使用している。
製法
カラムクロマトグラフィーによりイムノグロブリン(IgG)として精製後、1.0%ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥。
抗体の復元
純水50 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。
希釈液
10 mM PBS(pH7.4)
1.0% ウシ血清アルブミン
0.1% アジ化ナトリウム
交差反応
大腸菌由来のタンパク質には反応しない
TF(Trigger Factor)タグには反応しない
用途
pCold ProS2 DNAを用いて発現させたProS2タグ融合タンパク質の検出
・還元および非還元条件におけるウェスタンブロッティング(0.5~1 μg/ml)
・免疫沈降(10 μg/ml)
コールドショック発現ベクター 製品ガイド
関連資料