モリナガFASPEKエライザII

  • 偽陽性が少なく、信頼性の高い結果が得られる
  • 短時間で測定可能(反応時間1時間50分)
  • 高感度で、特定原材料タンパク質として0.31 μg/gから定量可能
  • 抽出液はナノトラップProIIと共通
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
M2111

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザII卵(卵白アルブミン)
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS111
M2112

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザII牛乳(β-ラクトグロブリン)
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS112
M2114

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザII小麦(グリアジン)
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS114
M2115

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザIIそば
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS115
M2116

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザII落花生
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS116
M2117

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザII大豆
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS117
M2122

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザII牛乳
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS122
M2124

MSI

(株)森永生科学研究所
モリナガFASPEKエライザIIくるみ
労働安全衛生法 化学物質排出把握管理促進法(PRTR法) 安全データシート(SDS)添付
1 Kit ¥80,000
説明書・データシート・ベクター情報
MS124
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製品説明

食物アレルギーを引き起こす食品素材のうち、症例数および重篤度から8品目(卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、くるみ)が特定原材料として表示が義務付けられている。大豆は特定原材料に準ずるものとして、表示が推奨されている項目である。
本製品は、消費者庁次長通知「アレルギー物質を含む食品の検査方法について*1」に記載されたバリデーションを満たした定量検査法(モリナガFASPEK特定原材料測定キット)の改良検査法である。「アレルギー物質を含む食品の検査方法の改良法の評価に関するガイドライン*2」によって示された基準を満たしており、アレルギー物質を含む食品の検査に使用することができる*3
ExSta抽出液(特許第5451854号)は優れた性能により各社の通知準拠ELISAキットにも採用されており、高効率にタンパク質を抽出できる。FASPEKエライザIIとナノトラップProIIの抽出液は共通の組成で、ナノトラップProIIで陽性になった検体の抽出液をそのままFASPEKエライザIIで数値化できる。この場合、新たに抽出せず数値化することが可能で、大幅に時間短縮ができる。

*1 平成22年9月10日付消食表第286号消費者庁次長通知  *2 平成26年3月26日付消食表第36号消費者庁次長通知  *3 FASPEKエライザII牛乳(β-ラクトグロブリン)・大豆は除く(大豆は特定原材料に準ずるものとして、表示が推奨されている項目)

FASPEKエライザFASPEKエライザ大豆FASPEKエライザくるみ

内容

  品名 容量 数量
A 特定原材料抽出液 ExSta A液(10倍濃縮液) 100 ml 1本
B 特定原材料抽出液 ExSta B液(10倍濃縮液) 100 ml 1本
C 特定原材料抽出液 ExSta C液(10倍濃縮液) 100 ml 1本
D 抗体固相化プレート 8ウェル×6本 2パック
E 標準品(50 ng/ml) 1 ml 2本
F 酵素標識抗体溶液 13 ml 1本
G 酵素基質溶液(TMB溶液) 13 ml 1本
H 反応停止液(1N硫酸) 13 ml 1本
I 洗浄液(20倍濃縮液) 50 ml 1本
プレート用フレーム 1個
プレート用ふた 1枚

キット以外に必要な器具

ミルミキサー 食品の粉砕・均質化に使用
秤量天秤 食品の秤量(1 g)に使用
ポリプロピレン製遠心管(50 ml) 食品を抽出するために使用
メスシリンダー、プラスチックピペット 検体抽出液、検体希釈液の調製に使用
ボルテックスミキサー 食品を検体抽出液中に分散させるために使用
振とう機 食品を抽出するために使用
遠心分離機 3,000×g以上の遠心加速度の出せるものが必要
ろ紙 抽出液のろ過操作に使用
マイクロピペット 50 μl~1,000 μlの範囲で操作できるものが必要
ポリプロピレン製チューブ(1.5 ml) 標準溶液の調製および測定溶液の希釈に使用
プレートリーダー 単波長の場合:450 nm
2波長の場合:主波長 450 nm、副波長 600~650 nmで測定できるものが必要

保存

4℃

測定原理

原理
一次反応:測定溶液中の対象タンパク質が、プレート上の固相化ポリクローナル抗体に結合し、[固相化抗体/対象タンパク質]の複合体を形成する。
二次反応:酵素標識ポリクローナル抗体が複合体上の対象タンパク質に結合する。
酵素反応:酵素基質溶液を加えると、プレート上の複合体に結合した酵素により呈色する。得られた吸光度より特定原材料由来タンパク質濃度を標準曲線から算出する。

操作手順

抽出法および測定溶液の調製法
検体の粉砕、均質化
均質化検体 1 g/検体抽出液 19 mlを混和
一晩往復振とうで抽出
遠心分離
上清、ろ過液を検体希釈液Iで20倍希釈
※ナノトラップProIIの推奨抽出法(10分間ボイルなど)と
簡易抽出法(ボイル無)が応用できる。
測定法
一次反応
室温で1時間静置
二次反応
室温で30分間静置
酵素反応
室温遮光下で20分間静置
反応停止
吸光度測定
主波長 450 nm、副波長 600~650 nm
※室温は20~30℃としてください。
※詳細は取扱説明書をご覧ください。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
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