製品説明
ヒト胎盤由来ラミニンを抗原としたマウスモノクローナル抗体
クローン番号 |
特異性 |
サブクラス |
LN82-13 |
γ1鎖N末端領域を認識。 細胞接着を阻害しない。 |
マウスIgG1 |
内容
モノクローナル抗体(凍結乾燥品) 0.1 mg
保存
4℃
復元後(2.0 mg/ml)は必要に応じて分注し-20℃保存で1年、もしくは防腐剤を加えて4℃で6ヵ月をめどに使用する。
由来
ヒト胎盤由来ラミニン1)感作BALB/cマウス脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合して得たハイブリドーマを、BALB/cマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水
製法
カラムクロマトグラフィーによりイムノグロブリン(IgG)として精製後、1.0%ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥。
抗体の復元
純水50 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。
希釈液
10 mM PBS(pH7.4)
1.0% ウシ血清アルブミン
0.1% アジ化ナトリウム
交差反応
ウサギ抗原と反応する。マウス抗原とは反応しない。
用途
非還元非加熱条件でのウェスタンブロッティング、凍結切片の免疫組織染色、パラフィン切片の免疫組織染色
図 ヒトラミニン分子構造模式図とモノクローナル抗体認識部位
尿中ラミニン断片(ULN)はドメインV、VIにより構成されると考えられる。
関連資料