TaKaRa POD Conjugateシリーズ

POD標識二次抗体
  • 吸収処理により、内因性グロブリン(Ig)とは反応しない
  • アビジン・ビオチン系を利用しないため、内因性ビオチンによる非特異反応がない
  • ストレプトアビジン・ビオチン法で行うブロッキング操作、二次抗体‐酵素試薬反応が不要
  • そのまま使用可能な濃度に調製済み
  • 便利なドロッパーボトル入り
免染試薬
TaKaRa POD Conjugate Set Anti Mouse, For Mouse Tissue(製品コード MK200)は一次抗体反応前後に添付のブロッキング試薬によるブロッキング操作が必要
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
MK200

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa POD Conjugate Set Anti Mouse, For Mouse Tissue
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付
60回 ¥70,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK200
MK201

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa POD Conjugate Anti Rat, For Mouse Tissue
60回 ¥43,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK201
MK202

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa POD Conjugate Anti Rabbit, For Mouse Tissue
60回 ¥43,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK202
MK203

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa POD Conjugate Anti Goat, For Tissue
60回 ¥43,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK203
MK204

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa POD Conjugate Anti Mouse, For Tissue
60回 ¥43,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK204
MK205

TKR

タカラバイオ(株)
TaKaRa POD Conjugate Anti Rabbit, For Tissue
60回 ¥43,000
説明書・データシート・ベクター情報
MK205
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製品説明

本製品は、パラフィン包埋切片用の免疫組織化学染色試薬である。主な構成成分は、Fab’にフラグメント化した二次抗体とペルオキシダーゼ(POD)をアミノ酸ポリマーに結合した標識ポリマーで、そのまま使用可能な濃度に調製されている。
ストレプトアビジン・ビオチン(SAB)法と比較して、簡便な操作性で高感度、低バックグラウンドの明瞭な染色結果を得ることができる。
本製品はマウス組織専用(For Mouse Tissue)と組織一般用(For Tissue)に分かれている。マウス組織専用には、一次抗体の免疫動物種によりAnti Mouse、Anti Rat、Anti Rabbitの3種類、組織一般用には、Anti Goat、Anti Mouse、Anti Rabbitの3種類がある。中でも、TaKaRa POD Conjugate Set Anti Mouse, For Mouse Tissue(製品コード MK200)は、マウス組織にマウス一次抗体が使用できる特長的な製品である。


【構造】
構造

製品ラインナップ

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製品コード 製品名 対象組織 一次抗体
免疫動物種
MK200 TaKaRa POD Conjugate Set Anti Mouse, For Mouse Tissue マウス マウス
MK201 TaKaRa POD Conjugate Anti Rat, For Mouse Tissue マウス ラット
MK202 TaKaRa POD Conjugate Anti Rabbit, For Mouse Tissue マウス ウサギ
モルモット
MK203 TaKaRa POD Conjugate Anti Goat, For Tissue 一般の動物組織 ヤギ
MK204

TaKaRa POD Conjugate Anti Mouse, For Tissue 一般の動物組織 マウス
MK205 TaKaRa POD Conjugate Anti Rabbit, For Tissue 一般の動物組織 ウサギ
モルモット

内容

製品コード MK200(60回分)
1.Blocking Reagent A6 ml
2.Blocking Reagent B6 ml
3.TaKaRa POD Conjugate6 ml

製品コード MK201~MK205(60回分)
1.TaKaRa POD Conjugate6 ml

対象組織サイズ1 cm×1 cmに対して、1回あたり2滴の使用が標準である。(1滴あたり40~45 μl)

TaKaRa POD Conjugateシリーズのドロッパーボトルが変更になりました。
使用方法などについては変更はございません。
変更は以下のLot以降となります。
  • MK200 Lot. ANG1451A
  • MK201 Lot. AO41687A
  • MK202 Lot. AO40748A
  • MK203 Lot. AO21296A
  • MK204 Lot. AO30136A
  • MK205 Lot. AO11507A

測定原理

【TaKaRa POD Conjugate(製品コード MK201~MK205)の反応】
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TaKaRa POD Conjugateの反応
組織切片上の抗原に一次抗体を反応させた後、TaKaRa POD Conjugateを反応させると標識ポリマーが抗原・一次抗体と複合体を形成する。その複合体の酵素活性を利用して基質を発色させることにより、目的の抗原部位を染色する。


【TaKaRa POD Conjugate Set Anti Mouse, For Mouse Tissue(製品コード MK200)の反応】
横にスクロールできます
TaKaRa POD Conjugate Set Anti-Mouse, For Mouse Tissueの反応
一次抗体反応前後にブロッキング試薬を用いることで、内因性マウスイムノグロブリン(Mouse Ig)との反応を阻害してバックグラウンド染色を抑制し、目的抗原のみを染めることができる。

保存

遮光、4℃

用途

本製品は、パラフィン包埋切片用の免疫組織化学染色用試薬である。
本製品で凍結切片を染色することも可能であるが、染色法の検討(最適化)が別途必要である。
本製品は研究用であり、診断目的には使用できない。

その他免疫染色に必要な試薬や器具(主なもの)

<器具>
・スライドガラス・乾燥機・タイマー
・染色用容器*1・洗浄用容器・スライドスタンド
・湿潤箱・カバーガラス・ティッシュペーパー
・光学顕微鏡
*1 ガラス製、プラスチック製等の容器で、透明で溶媒耐性のものを使用する。

ガラス製、プラスチック製等の容器

<試薬>
・キシレン ・95%エタノール
・PBS(洗浄用)・100%エタノール
・一次抗体 ・3%過酸化水素含メタノール*2
・基質溶液(DAB溶液、AEC溶液等)・陰性コントロール(一次抗体の免疫動物種の正常血清)
・対比染色試薬(ヘマトキシリン、メチルグリーン等)・組織切片用接着剤(必要に応じて)
・封入剤 ・精製水
・抗原賦活化液
*2 30%過酸化水素水をメタノールで10倍希釈する。用時調製。
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。