Capturem™ Streptavidin

簡単・迅速な操作でビオチン化ターゲットを精製・濃縮
  • 次世代メンブレン技術を用いたストレプトアビジンカラム
  • 室温5~15分でビオチン化ターゲットを簡単、迅速に濃縮、精製
  • 小ベッドボリュームのため、高収量、高濃度の溶出が可能
  • Well間のバラつきが少なく再現性が高い
  • ディスポーザブルのため、コンタミネーションやキャリーオーバーの心配がない
  • 操作時間が短いため、サンプルの凝集、複合体の解離、活性低下が防げる
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製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
635733

CLN

Clontech
Capturem™ Streptavidin Miniprep Columns
取寄 ライセンス
20本 ¥82,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5733N
635734

CLN

Clontech
Capturem™ Streptavidin 96-Well Plate
取寄 ライセンス
96 well plate×1 ¥148,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z5734N
カートにいれる

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製品説明

Capturem Streptavidinは、Capturemメンブレンにストレプトアビジンを固定化したsingle-useのディスポーサブルカラムで、ビオチン化ターゲットを迅速、高性能に濃縮、精製することができる。また、ビオチン化リガンドをCapturem Streptavidinメンブレンに結合させることにより、目的の分子や複合体を捕捉、回収することも可能である。
ストレプトアビジンはStreptomyces avidinii由来の細胞壁タンパク質で、ビオチンと高い結合性を持っており、濃縮や、その他の研究用途に広く用いられている。本製品は、高性能なメンブレンベースのアフィニティー技術を利用しており、サンプルのロードから溶出までの工程を、室温下、5~15分の操作で完了することができる。
Capturem Streptavidinメンブレンは15 μg以上のビオチン化BSAが結合することが確認されており、動物血清や細胞ライセート(哺乳類、細菌)、ハイブリドーマ細胞株の培養上清からの目的タンパク質や抗体の濃縮に適している。

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 Biotin-antibodyBiotin-BSABiotin-ssDNAFree biotin精製時間
Capturem Streptavidin Miniprep Columns, 96-Well Plates20~40 μg>15 μg1,000~1,500 ng>4,000 pmol15分
Capturem Streptavidinを用いた抗体回収例
図1.Capturem Streptavidinを用いた抗体回収例(triplicateで実施)

まず、48 μgのビオチン化ウサギIgG/200 μl Binding Bufferを平衡化済みのCapturem Streptavidinカラムに加えて遠心した。その結果、32.0±1.4 μgのビオチン化ウサギIgGがメンブレンに結合した(Panel B)。次に、カラムを一度洗浄後、目的抗体(抗ウサギ IgGヤギ抗体~100 μg)を含む20%マウス血清添加ハイブリドーマ培地をBinding Bufferで希釈し、カラムに加えて遠心した。続いてBinding BufferとPBSでカラムを一度ずつ洗浄した。最後に、1.0 M glycineで目的抗体を3回溶出した。その結果、42±5 μgの収量で、高純度な目的抗体が回収できた(Panel C)。

Capturem Streptavidin 96-Well Plateの再現性
図2.Capturem Streptavidin 96-Well Plateの再現性

ビオチン化オリゴヌクレオチド、ビオチン化BSAについて、それぞれ8つのreplicateを作成し、Capturem Streptavidin 96-Well Plateに遠心法で結合させた。カラムに加える前後のサンプルをO.D測定によって定量し、カラムへの結合量を求めた(パネルA:ビオチン化オリゴヌクレオチド、パネルB:ビオチン化BSA)。Capturem Streptavidin 96-Well Plateの標準プロトコールは、15分以内で実施することができる。

保存

室温 6ヵ月

用途

・ビオチン化タンパク質の精製、濃縮
・ビオチン化リガンドへの結合物質(タンパク質、抗体、核酸など)の回収
注意事項
  • 本ページの製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
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