Biotin-antibody | Biotin-BSA | Biotin-ssDNA | Free biotin | 精製時間 | |
Capturem Streptavidin Miniprep Columns, 96-Well Plates | 20~40 μg | >15 μg | 1,000~1,500 ng | >4,000 pmol | 15分 |
まず、48 μgのビオチン化ウサギIgG/200 μl Binding Bufferを平衡化済みのCapturem Streptavidinカラムに加えて遠心した。その結果、32.0±1.4 μgのビオチン化ウサギIgGがメンブレンに結合した(Panel B)。次に、カラムを一度洗浄後、目的抗体(抗ウサギ IgGヤギ抗体~100 μg)を含む20%マウス血清添加ハイブリドーマ培地をBinding Bufferで希釈し、カラムに加えて遠心した。続いてBinding BufferとPBSでカラムを一度ずつ洗浄した。最後に、1.0 M glycineで目的抗体を3回溶出した。その結果、42±5 μgの収量で、高純度な目的抗体が回収できた(Panel C)。
ビオチン化オリゴヌクレオチド、ビオチン化BSAについて、それぞれ8つのreplicateを作成し、Capturem Streptavidin 96-Well Plateに遠心法で結合させた。カラムに加える前後のサンプルをO.D測定によって定量し、カラムへの結合量を求めた(パネルA:ビオチン化オリゴヌクレオチド、パネルB:ビオチン化BSA)。Capturem Streptavidin 96-Well Plateの標準プロトコールは、15分以内で実施することができる。