製品説明
NucleoSpin RNA/Proteinは、一度の操作でRNAとタンパク質を同時並行して精製することができる。ひとつのサンプルから同時に精製することができるため、希少なサンプルのロスなどのリスクを回避することができる。また、NucleoSpin RNA/DNA Buffer Setを使用することでRNAとDNAの同時精製も可能である。
原理 | シリカメンブレン法 |
形状 | ミニスピンカラム |
サンプル量 | 培養細胞:~5×106個、動物組織:~30 mg、植物組織:~100 mg |
調製対象 | total RNA | total protein |
精製サイズ | >200 bases | 15~300 kDa |
回収量 | <70 μg | <1,200 μg |
A260/280 | 1.9~2.1 | - |
標準的RIN* | >9 | - |
溶出液量 | 40~120 μl | 10~100 μl(再溶解) |
精製時間 | 30分 | 35分 |
結合容量 | 200 μg | - |
* RNA integrity number
内容
NucleoSpin RNA/Protein
・Protein Precipitation PP
・Protein Solving Buffer PSB
・Reducing Agent TCEP
・Lysis Buffer RP1
・Wash Buffer RA2
・Wash Buffer RA3
・Buffer MDB
・Reaction Buffer for rDNase
・rDNase, RNase-free(凍結乾燥品)
・RNase-free H2O
・NucleoSpin Filters
・NucleoSpin RNA/Protein Columns
・Collection Tube(2 ml)
・Collection Tube(1.5 ml)
キット以外に必要な試薬
・50%エタノール
・70%エタノール
・96~100%エタノール
・還元剤(2-ME、DTT、TCEP)
保存
rDNase, RNase-free(凍結乾燥品)、Reducing Agent TCEP:4℃
その他:室温
操作手順
用途
- 培養細胞、組織からの迅速なtotal RNAおよびタンパク質の精製
- 遺伝子発現プロファイリング、siRNA実験、トランスジェニック生物の解析などに便利
- 精製したタンパク質はそのままSDS-PAGEやウェスタンブロッティングに使用可能
NucleoSpinはマッハライ・ナーゲル社の登録商標です。