Adeno-X™ GoStix™(簡易アデノウイルス力価判定試薬)

  • アデノウイルス力価を簡易的に判定
  • わずか30秒~20分で判定可能
  • ウイルス回収の最適なタイミングを迅速に判断
製品コード メーカー
略称
製品名 容量 価格(税別) 特記事項 説明書、CoA
データシート
ベクター情報
参考資料 カート
Takara Code
632270

CLN

Clontech
Adeno-X™ GoStix™
労働安全衛生法 安全データシート(SDS)添付 ライセンス
20回 ¥70,000
説明書・データシート・ベクター情報
Z2270N
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製品説明

Adeno-X GoStixは、迅速にアデノウイルス力価を確認することができる簡易力価判定キットである。ウイルス培養上清20 μlをGoStixに滴下した後、Chase Bufferを4滴滴下するだけの簡単な操作により、30秒~20分後にウイルス力価を判定できる。高力価のアデノウイルスが得られている場合、本体の窓部分に明瞭なバンドが確認できる。アデノウイルス調製操作の成否を簡単に判定でき、手間や時間を低減できる。結果として、高力価のウイルス上清を得るための最適なウイルス回収タイミングを判断できる。



図1. Adeno-X GoStixを用いたアデノウイルス力価の判定例
パネルA Adeno-X GoStixの操作手順。20 μlの培養上清をGoStixに滴下した後、Chase Buffer 2を4滴滴下して30秒~20分間待つ。充分なウイルス粒子が得られていればテスト(T)バンドに明瞭なラインが現れる。
パネルBAdeno-X GoStixの使用例。Pac I消化したZsGreen1発現アデノウイルスをHEK 293細胞にトランスフェクトしウイルス産生を行った。トランスフェクションから0日後(Day 0)と4日後(Day 4)に細胞変性効果を位相差顕微鏡と蛍光顕微鏡により観察した。培養上清20 μlを取り Adeno-X GoStixでの力価判定を行った。Day 4の細胞において、位相差顕微鏡および蛍光顕微鏡による観察では、プラークの割合が少ない場合でも、Adeno-X GoStixは培養上清からウイルスを検出することが可能であった。


図2. 拡大調製したアデノウイルス力価の判定例
パネルA HEK293細胞を用いてZsGreen1発現アデノウイルスの拡大調製を行った。 感染から2、3、4、5日目に、培養上清と細胞ペレットを回収し、それぞれ蛍光を発している細胞数を計測し、ウイルス力価(IFU)を求めた。細胞ペレット中のウイルス量は、培養上清から得られたウイルス量と比例していた。なお、培養上清中のウイルス量は全ウイルス産生量の10% 以下であった。
パネルB培養上清とアデノウイルス産生量の相関性。IFU を決定後、20 μl の培養上清を Adeno-X GoStixで分析した。ラインはIFU測定で観察されたウイルス量の増加に比例して濃くなった。

内容

Adeno-X GoStix(製品コード 632270、20回用)
Adeno-X GoStix20回
Chase Buffer 23ml×2
Hexon Control1回

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室温
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