A. 80% confluent
細胞が70~90% confluentになり、フラスコ全体に種々の分裂像が見られるようになったらサブカルチャーしてください。
B. 細胞が分離し始めている
HEPES Buffered Saline Solution(HEPES BSS)(室温)で細胞をリンスした後、次いでTrypsin/EDTA Solution(室温)を加え、顕微鏡下で細胞の状態をモニターします。およそ1~2分後に細胞が丸まり始め、細胞どうしが分離しかけているのが見えます。
C. 細胞が丸くなっている
約 4~6分後に細胞が完全に丸くなり剥がれかけているのが見えます。
D. 衝撃を与えて剥がれた細胞
フラスコを手のひらに打ちつけ、素早く顕微鏡の下に置いて細胞の剥がれ具合を調べます。細胞が浮遊して上下に揺れ動きます。細胞がフラスコから離れたら、直ちにトリプシン液を加えた後細胞を回収し、推奨細胞密度で植え継いでください。
E. 植え継ぎしたカルチャー(1日目)植え継いだHUVEC細胞は1日目に、培養容器に付着し始めます。
[Check!]. 血球計算盤による細胞計数
最適の結果を得るためには、HUVECを70~90% confluentでサブカルチャーし、血球計又は自動細胞計数器を使って細胞数を正確に測り、適切な播種密度を確保してください。