製品説明
本製品は高速PCR用に開発されたDNAポリメラーゼで、反応速度がTaq DNAポリメラーゼの約5倍と非常に速く、約20分間で1 kbの増幅が可能である。また反応性にも優れており、ヒトゲノムDNAを鋳型にして17.5 kbの増幅を行うことができる。
さらに、反応時間を短縮できるため、多数サンプルの処理にも有用である。また、サイクル数を増加(~50サイクル)させることによって感度の向上も期待できる。
TaKaRa Z-Taqは迅速性、反応性、高感度と三拍子そろったPCR用酵素である。
内容
| TaKaRa Z-Taq | 200 U |
| 10×Z-Taq Buffer (Mg2+ plus)(30 mM) | 800 μl |
| dNTP Mixture | 800 μl |
保存
-20℃
形状
| 20 mM | Tris-HCl (pH8.0) |
| 100 mM | KCl |
| 0.1 mM | EDTA |
| 1 mM | DTT |
| 0.5% | Tween 20 |
| 0.5% | Nonidet P-40 |
| 50% | Glycerol |
添付dNTP Mixture*
| 濃度 | 各2.5 mM |
| 形状 | 水溶液(ナトリウム塩)pH7~9 |
| 純度 | 各98%以上 |
* dATP、dCTP、dGTP、dTTPの等モル混合物で、希釈せずにそのままPCR反応に用いることができる。
純度
●10 Uの本酵素と1 μgのλ-Hind III分解物とを74℃、1時間反応させてもDNAの電気泳動パターンに変化は起こらない。
●10 Uの本酵素と1 μgのsupercoiled pBR322 DNAとを74℃、1時間反応させてもDNAの電気泳動パターンに変化は起こらない。
●10 Uの本酵素と1 μgのλDNAとを74℃、1時間反応させてもDNAの電気泳動パターンに変化は起こらない。
PCR産物について
TaKaRa Z-Taq を用いて増幅したPCR産物のほとんどは、3'末端にA が1塩基付加されている。したがって、そのPCR産物をそのままT-Vector にクローニングすることが可能である。
また、末端平滑化およびリン酸化を行なって、平滑末端にベクターにクローニングすることも可能である。
一般的なPCR反応液組成(Total 50 μl)
| TaKaRa Z-Taq(2.5 U/μl) | 0.5 μl |
| 10×Z-Taq Buffer (Mg2+ plus) | 5 μl |
| dNTP Mixture(各2.5 mM) | 4 μl |
| Template | <1 μg |
| Primer 1 | 0.2 μM (final conc.) |
| Primer 2 | 0.2 μM (final conc.) |
| 滅菌精製水 | up to 50 μl |
PCR検定
λDNAを鋳型としたPCR反応(増幅産物10 kb)において良好な増幅が見られることを確認している。
用途
Polymerase Chain Reaction(PCR)法によるDNA増幅
● 弊社では、さまざまな特長をもつPCR酵素を用意しています。
用途に応じて選択してください。
⇒ ● 弊社では、さまざまな特長をもつPCR酵素を用意しています。
用途に応じて選択してください。