製品説明
ラットヘムオキシゲナーゼ-1遺伝子を抗原としたマウスモノクローナル抗体
クローン番号 |
特異性 |
サブクラス |
GTS-1 |
2種のクローンはヒトおよびラットのヘムオキシゲナーゼ-1 に反応する。 ヒトおよびラットのヘムオキシゲナーゼ-1の活性を阻害する。 |
マウスIgG1 |
内容
モノクローナル抗体(凍結乾燥品) 0.1 mg
保存
4℃
復元後(2.0 mg/ml)は必要に応じて分注し-20℃保存で1年、もしくは防腐剤を加えて4℃で6ヵ月をめどに使用する。
由来
ラットヘムオキシゲナーゼ-1遺伝子を導入したマウス由来T細胞形質転換株 (WR19LrHO-1)のミクロソーム画分を免疫したマウスの脾臓細胞とマウス骨髄腫細胞P3U1を融合した。こうして得られたハイブリドーマを、BALB/cマウスの腹腔内で増殖させて得られた腹水。
製法
カラムクロマトグラフィーによりイムノグロブリン(IgG)として精製後、1.0%ウシ血清アルブミンを含む10 mM PBS(pH7.4)に溶解して凍結乾燥。
抗体の復元
純水50 μlに溶解する(2.0 mg/ml、防腐剤を含まない)。
交差反応
ヒトおよびラットのヘムオキシゲナーゼ-1に反応し、ヘムオキシゲナーゼ-2に交差反応しない。
GTS-1は、マウスのヘムオキシゲナーゼ-1とも反応する。
ウサギのヘムオキシゲナーゼ-1には反応しない。
用途
●ウェスタンブロット法によるヘムオキシゲナーゼの検出(5~10 μg/ml)
●パラフィン切片および凍結切片の免疫組織染色(5~10 μg/ml)
●ヘムオキシゲナーゼ活性の阻害実験
●ヒト・パラフィン切片の場合はGTS-1が有効。
●ラット・パラフィン切片の場合はGTS-3(終売)が有効。
希釈液
10 mM PBS (pH7.4)
1.0% ウシ血清アルブミン
* 溶解後、4℃で保存する場合は防腐剤(0.1% アジ化ナトリウム)を加えてください。使用濃度まで希釈したものは 4℃で1週間以内に使用してください。
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