アデノウイルスベクター作製 カスタムサービス内容

1. サービス内容

A. コスミドベクターの作製

ご希望のコスミドベクターに目的の遺伝子を挿入する。
     ↓
挿入領域の配列を確認する。
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拡大調製を行う。
  • 原則として、挿入する目的遺伝子はプラスミドDNAから切り出して調製します。そのため、充分量(10 μg以上)の目的遺伝子を含むプラスミドDNAが必要です。
  • 目的遺伝子を組み込む制限酵素サイトは、指定していただきます。また弊社で設計することも可能です。
  • 挿入する遺伝子の性質によっては、コスミドベクターの作製ができないこともあります。
  • 「B. アデノウイルスベクターの作製」に進む前に、ご希望に応じて、コスミドベクター遺伝子発現確認試験を承ることもできます。
  • 40 μg以上のコスミドベクターを納品いたします。

B. アデノウイルスベクターの作製

アデノウイルスDNAを293細胞に導入する。
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ウイルス株を分離する。
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アデノウイルスベクターを調製する。
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アデノウイルスベクターのRCAチェックを行う。
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拡大調製を行う。
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タカラバイオの厳しい品質保証基準による検定を行う。
  • このサービスからお申込みの場合は、充分量(25 μg以上)の目的遺伝子を含むコスミドベクターが必要です。
  • ウイルスベクター液は5%FCS及びペニシリン/ストレプトマイシンを含むDMEMです。
  • 通常、109 IFU/ml程度のウイルスベクター液が10 ml調製できます。
  • 挿入されている遺伝子の性質によっては、十分な力価が得られない場合があります。また、アデノウイルスベクターが作製できない場合もあります。
  • この段階でin vitroの実験にご使用いただくことができます。
  • in vivoの実験を行うためには「C. 精製アデノウイルスベクターの調製」を行うことをお勧めします。

C. 精製アデノウイルスベクターの調製

ワーキングウイルスベクターを調製・評価する。
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アデノウイルスベクターを拡大調製する。
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セシウム濃度勾配遠心により精製、濃縮を行う。
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タカラバイオの厳しい品質保証基準による検定を行う。
  • このサービスからお申込みの場合は、109 IFU/ml以上、300 μlのウイルスベクターが必要です。
  • 非増殖型アデノウイルスベクターのみをお受けします。
  • 増殖しにくいウイルスベクターについては、ご相談させていただきます。
  • 通常1010~1011 IFU/ml 程度の精製ウイルスベクター液が4 ml調製できますが、挿入されている遺伝子の性質によっては十分な力価が得られない場合があります。
  • ウイルスベクター液は10%Glycerolを含むPBSです。

2. コントロールウイルスベクター

当サービスをご利用いただいた方に、コントロールウイルスベクターを有償でご提供しております。
注意事項
  • 弊社の取扱い製品はすべて研究用として販売しております。ヒト、動物への医療、臨床診断用には使用しないようご注意ください。また、食品、化粧品、家庭用品等として使用しないでください。
  • タカラバイオの承認を得ずに製品の再販・譲渡、再販・譲渡のための改変、商用製品の製造に使用することは禁止されています。
  • タカラバイオ製品に関連するライセンス・パテントについては、ライセンスマークをクリックして内容をご確認ください。
    また、他メーカーの製品に関するライセンス・パテントについては、各メーカーのウェブサイトまたはメーカー発行のカタログ等でご確認ください。
  • ウェブサイトに掲載している会社名および商品名などは、各社の商号、または登録済みもしくは未登録の商標であり、これらは各所有者に帰属します。