ExpressHyb Hybridization Solutionを用いると、より短いハイブリダイゼーション時間で高感度検出が可能である(1)。他の標準的なハイブリ用溶液では一晩のインキュベーションが必要で、バックグラウンド上昇も稀ではない。ExpressHybは、RI標識またはnon-RI標識のDNAプローブ、オリゴヌクレオチドプローブ、リボプローブのいずれにも有効に使用できる。ExpressHybを用いれば、RI標識、non-RI標識検出系のいずれでも同等の結果が得られる。ExpressHyb Hybridization Solutionは他社ハイブリ溶液よりも低粘度で室温保存が可能な調製済みの水溶液である。
製品には、放射、呈色、化学発光の各検出系用のノザン、サザン、コロニーハイブリダイゼーション用プロトコールが添付されている。
図1. ExpressHyb Hybridization Solutionによる低バックグラウンドで高感度なハイブリダイゼーション
RI標識したHuman Transferrin Receptor cDNA Probeを用いて、Human 12-Lane MTN Blot*のハイブリダイゼーションを行った。ハイブリはExpressHyb中で60℃ 1時間行い、露光は15時間行った。
* 販売終了しました。