製品説明
骨芽細胞(Osteoblasts)は、間葉系幹細胞から分化した骨形成を担う細胞で、骨吸収を担う破骨細胞(Osteoclasts)や骨細胞などとともに骨組織を構成している。骨組織は、これらの細胞群がバランスよく働くことにより、骨の強度・弾性を維持している。
本製品には、骨芽細胞分化誘導試薬としてハイドロコルチゾン、β-グリセロフォスフェート、アスコルビン酸が含まれている。これらの試薬を培地に添加することにより、骨髄由来細胞・脂肪由来幹細胞(間葉系幹細胞)を効率よく骨芽細胞に分化させることができる。
内容
培地 500 ml分
1. | Ascorbic Acid | 5 ml |
2. | Hydrocortisone | 1 ml |
3. | β-Glycerophosphate | 5 ml×2 |
保存
-20℃
培養に必要な試薬および器具
- RPMI 1640 培地・グルタミン含有 [ RPMI 1640 with L-Glutamine(製品コード 12-702F)など ]
- 非働化済みウシ胎児血清
- 抗生物質(ペニシリン・ストレプトマイシン) [ Penicillin-Streptomycin Mixture(製品コード 17-602E)など ]
- 滅菌済みピペット
- 接着細胞用培養ディッシュ、マルチプレート
- 消毒用 70%エタノール