AsRed2(励起極大波長;576 nm、蛍光極大波長;592 nm、4量体)はシャープな赤色蛍光極大をもち、短波長側にバックグラウンド蛍光を示さないため、多重染色に適している。AmCyan1またはZsGreen1と組み合わせて二色解析が行える。また、FACSでZsYellow1、ZsGreen1を発現する細胞集団からそれぞれの3色の蛍光を分離して検出可能である。(
蛍光タンパク質概説_Living Colors蛍光タンパク質の特性表を参照)
AsRedのN末に目的タンパク質を融合して発現するためのベクター(pAsRed2-N1)、C末に融合して発現するためのベクター(pAsRed2-C1)、ならびに大腸菌での発現や遺伝子供給源として使用できるベクター(pAsRed2)を用意している。